Windows Azure Platform の 2011 年 10 月からの新利用プラン&課金アナウンス
Windows Azure Platform の新しい利用プランと課金システムが、2011 年 10 月より適用されることがアナウンスされました。
主な変更点としては、以下になります;
- XS インスタンスの独自課金システムを廃止、XS インスタンス × 3 = S インスタンス × 1 として換算されるようになります。また、XS インスタンスが 20% 値下げとなります
- 各プラン内で用途に合わせて XS ~ XL までインスタンスのサイズを選択いただけるようになりました
- 各無償プラン(Windows Azure Platform 導入特別プラン、Microsoft Cloud Essentials Pack、MSDN Subscription の Professional, Premium)で無償枠が拡大されています
利用プラン | ~ 2011 年 9 月末 | 2011 年 10 月 ~ | ||
XS | S | S | XS 換算 | |
導入特別プラン | 750 時間 | 750 時間 | 750 時間 | 2,250 時間 |
Microsoft Cloud Essentials Pack | 750 時間 | 25 時間 | 375 時間 | 1,125 時間 |
MSDN Subscription (Professional) | 750 時間 | 375 時間 | 1,125 時間 | |
MSDN Subscription (Premium) | 1,500 時間 | 750 時間 | 2,250 時間 | |
MSDN Subscription (Ultimate) | 1,500 時間 | 1,500 時間 | 4,500 時間 |
導入特別プラン は、現行プランに記載されていますが 2011 年 9 月末で終了、今後のお申し込みは 90 日間限定となっていますのでご注意ください。(ちなみに 2011 年 8 月から Windows Azure AppFabric キャッシュ サービスが有償化されていますので合わせてご確認ください。)
なお、この移行措置として、導入特別プランの無償提供内容が 2011 年 8 月より、S インスタンスの無償利用時間が 25 時間から 750 時間に拡大されています。2011 年 8 月 および 9 月 では、XS インスタンス 750 時間と S インスタンス 750 時間の両方がご利用いただけます。2011 年 10 月より S インスタンス 750 時間分のみが無償となります。
また、データ転送に関しても変更があり、地域の切り分けが、北米 / ヨーロッパ / アジア太平洋 という区分から Zone1 (北米およびヨーロッパ) / Zone2 (その他地域) に変更されます。また、各プランに含まれるデータ転送量を CDN に割り当てることも可能になります。