新しいクラッシュ レポートを Windows ストア アプリの認定にお役立てください
Windows ストアの規模が拡大し、アプリ開発者の皆様にも大きなチャンスが広がっています。Microsoft ではアプリ認定プロセスの透明性を高め、Windows ストアへのアプリ公開に必要な作業を皆様にわかりやすくお伝えしたいと考えています。アプリが認定に不合格となった場合の対処方法もその 1 つです。
アプリが認定に不合格となる理由で最も多いのが認定プロセス中のクラッシュや非応答状態です。アプリのクラッシュにはさまざまな原因が考えられるため、アプリで発生した内容やその修正方法を特定するのは困難です。ローカル環境でクラッシュが発生していない場合特定はさらに難しくなります。
Microsoft では 1 月 28 日 (月) より、クラッシュや非応答状態が理由で認定に不合格となったアプリのクラッシュ ファイルを認定レポートに同梱して送付しています。クラッシュ時に何が起きたかを正確に把握し、問題の原因究明と解決にお役立ていただけるようになりました。
クラッシュ ファイルは以下の 2 つの形式で提供されます。
- クラッシュ ダンプ (.dmp) ファイル: クラッシュしたアプリに関する重要情報が格納されています。Visual Studio 2012 または Windows 用デバッグ ツールで開くことができます。
- ErrorInfo (.txt) ファイル: 未処理の JavaScript 例外に関連したクラッシュの情報が格納されています。
2 つのファイルが提供する情報は、何が原因でアプリのクラッシュまたは非応答状態が発生したかを判断する有益な材料となります。アプリは、問題の修正後に再度提出していただけます。
Microsoft デベロッパー センターでも、これらのクラッシュ レポートの分析方法 (英語) を紹介する記事が新たに公開されました。ファイルの内容に関する詳しい情報と、内容を開いて確認する手順についてはこちらをご確認ください。もちろん、公開済みアプリのクラッシュ データは Windows ストア ダッシュボードの品質レポートでご確認いただけます。
-- 主任テスト マネージャー、Dave Smith