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.NET Framework のソースコード公開に関するお知らせ

皆さんこんにちは

今回は .NET Framework に関する新しい施策についてご案内させていただきます。

本日、弊社の開発部門のGMである Scott Guthrie のBlogを通じまして .NET Framework の Class Library のソースコードの一部を公開することを発表させていただきました。

Releasing the Source Code for the .NET Framework Libraries

今回の発表は Shared Source Initiative の一環として、開発者の皆様のニーズに応え .NET Framework の透明性を高める目的で一部のライブラリのソースコードを Microsoft Reference License (日本語参考訳) に基づき公開するという内容です。開発者の皆様が.NET Framework のソースコードを参照し .NET Framework に対する理解を深めて頂けるようになります。また、最終製品版の Visual Studio 2008 ではそれらのソースコードを用いてデバッグ実行を行うことができる機能が追加されます。

公開の時期に関しましてはVisual Studio 2008 のリリース次期とほぼ同期して公開することを予定しています。また、公開の範囲ですが、初期では下記のライブラリを対象としております。

  • Base Class Library
  • ASP.NET
  • Windows Forms
  • System.Data
  • System.Xml
  • Windows Presentation Foundation (WPF)

また、これらの公開対象に関しては準備が整い次第、範囲を広げていくことを予定しています。

今回の公開では上記 Microsoft Reference License のライセンス条項に同意していただければどなた様でもご利用いただくことが可能です。ただし、上記のライセンスではソースコードの参照のみ許諾されております。複製、頒布、変更に関しては許諾されておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

今後、この発表に関する最新情報はこのBlogなど何らかの形でご提供させていただきます。