Open XML Format SDK 2.0 (CTP) =続き=
前回に引き続き、Open XML Format SDK 2.0(CTP)です。
Open XML Format SDK 2.0(Aplil 2009 CTP)https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c6e744e5-36e9-45f5-8d8c-331df206e0d0&DisplayLang=en
今回は新たに追加されたツールについて書きたいと思います。
2.0では新たに3つのツールが追加されました。
まずはコレです。
OpenXmlClassesExplorer
Ecma376で定義されているスキーマと、それに対応するOpenXMLSDKのクラスを一度に確認できるツールです。
次にこちら。
OpenXmlDiff
2つのファイルの比較ツールです。OpenXMLを使用したプログラミングを行うと、さまざまなアプローチでファイルの作成できることや、あるファイルをテンプレートとして、別のファイルを作成するときなど、比較したい場面は割りと発生するはずです。
最後にコレなのですが、非常に便利なツールです。
DocumentReflector
Office2007ドキュメント(Word、Excel、PowerPoint)を読み込ませると、そのファイルを生成するためのOpenXMLSDKコードを出力します。
例えばこのファイル(これは事件だ.docx)をDocumentReflectorで開くと・・・
画像もシリアル化されていますね・・・
最上位のPackageを選択してソースコードとして保存します(Demo.csと名づけてみました。)
ここまで読んだ皆様ならご理解いただけると思いますが、上記のコードから、[これは事件だ.docx]が生成できます。
そのためのVisualStudio2008プロジェクトを作ってみたいと思いますが・・・
ちょっと長くなったので、また次回にします。(本日中に書きたいと思います。)