Share via


OMPM を使用してマクロを評価している場合は、[Macro Summary] タブのリンクを修復するこの修正を確認してください

OMPM を使用してマクロを評価している場合は、[Macro Summary] タブのリンクを修復するこの修正を確認してください

今日の投稿者は、Microsoft Consulting Services の上級コンサルタントである Curtis Sawin です。

最近、Office Migration Planning Manager (OMPM) レポート ツール (OMPM.accdr) でレポートの [Macro Summary] タブを使用していて、小さなバグを発見しました。この記事では、問題について説明し、修正手順を示し、回避策としての更新が収められている OMPM.accdr ファイルを提供します。この OMPM.accdr ファイルについてのサポートや保証はありません。

[Macro Summary] タブ

OMPM レポート ツールでは、OMPM ファイル スキャンで取得されたデータについてのタブ形式のレポートが提供されます。各タブには、特定のレポートに対して返された最初の 1,000 レコードが表示されます。また、各タブの下部にあるリンクを使用すると、返されたすべてのレコードおよびレポートのデータを表示できます。[新規ウィンドウ] (New Window) をクリックすると、新しいウィンドウが開いてすべてのレコードが表示されます。[レポート表示] (Report View) をクリックすると、組み込みのレポートが開き、データがレポート形式で表示されます。次に示すのはこの機能のスクリーンショットです。

[Macro Summary ] タブではこれらのリンクが機能しません。具体的には、[新規ウィンドウ] (New Window) リンクをクリックしても何も起きません。[レポート表示] (Report View) リンクをクリックすると、スキャン済みファイルのレポートが表示されます。簡単な修正でこの問題を解決できました。

最初に、[新規ウィンドウ] (New Window) のテキストを修正し、"OnClick" イベントを追加して、最初の 1,000 件だけではなくすべてのレコードのマクロ サマリー データを返すクエリを再実行するようにしました。

次に、 [レポート表示] (Report View) テキストの "Hyperlink SubAddress" プロパティがスキャン済みファイルのレポートを実行していることを発見しました。マクロ サマリー レポートを実行するようにこれを変更したところ、そのようなレポートは存在しないことがわかりました。そこで、(同じレポート デザインを維持するために) 既存のレポートをコピーし、[Macro Summary] タブと同じデータを返すようにフィールドを更新しました。

次に示すのはこのレポートのスクリーンショットです (顧客のデータはぼかしてあります)。

 

インストール方法

更新されたレポート ツールを使用するには、次の zip ファイルをダウンロードし、OMPM ツールセットを抽出した Report フォルダーに "ompm.accdr" ファイルを抽出します。詳細は次のスクリーンショットを参照してください。

 

まとめ

変更はそれほど難しくはなく、OMPM データベースにインポートされたファイルからマクロについてのさらに詳細な情報を表示できるようになりました。下にあるのが更新されたファイルです。

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Using OMPM to assess macros? Check out this fix to repair links in the Macro Summary tab 」をご覧ください。