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妥協しないコラボレーション

最近では、Office ドキュメントに関する話題といえば、ほとんどが "コラボレーション"、"チームワーク"、"共有" に関するもののようです。とはいえ、チームに 4 人もメンバーがいては、期末レポートで A がとれません。また、作成したビジネス プランに 30 人ものレビュー担当者が関与するのでは、昇進もままなりません。最近では、あらゆる仕事を成し遂げるために共同作業が欠かせないようですが、どんな仕事でも成果が重視されることには変わりません。

あいにく、近頃では、シンプルなコラボレーションと、機能豊富で洗練された成果物のどちらかを選ばなくてはなりません。前者を選んだ場合、だれでもドキュメントに簡単にアクセスできますが、機能は "そこそこ" の Web ツールを使用することになります。そのため、成果物を完成させるには、その Web ツールでサポートされない要素を追加するために、最終的に多くの時間を費やす必要があるでしょう。後者を選んだ場合、大勢の共同作業者から送られてくる、あらゆるバージョンの電子メール添付ファイルに対応しなければならず、頭痛がするほど煩わしいことになるでしょう。成果物のレイアウトとデザインが、コラボレーション プロセス全体を通じて維持されるとはいえ、その間ずっと、他の共同作業者の追加した要素を判読し、理解しなければならないという負担が生じます。

 

Office チームでは、品質に妥協しないコラボレーションという、理想の共同作業の実現のために尽力しています。作成する成果物の種類を問わず、お客様が コンテンツの作成と管理にまつわる関連タスクではなく、コンテンツそのものに集中したいと考えるのは当然です。Word、PowerPoint、OneNote における共同作成作業では、お客様が Microsoft Office に対して期待する品質とユーザー エクスペリエンスについて一切妥協することなく、同じコンテンツを同僚や友人と同時に編集できます。ドキュメントを SharePoint 2010 または Windows Live に保存すれば、Office Web Apps は、Office 2010 クライアント アプリケーションの強力なパートナーとして機能します。Office Web Apps を使用すれば、たとえ Office 2010 クライアント アプリケーションを持っていなくても、機能豊富なコンテンツへのアクセスとその共有ができるようになります。詳細については、Web App ブログをお読みください。

Office 2010 デスクトップ アプリケーションと、SharePoint 2010 または Windows Live を一緒に使用することで、両者の長所を活かして、複数の共同作業者と連携して可能な限り最良のコンテンツを作成できます。今後は、成果物のバージョンが 1 つに統一され、他の共同作業者がいつ一緒にコンテンツの作成に取り組んでいるかを把握できるようになります。押しつけがましい UI はありません。チェックイン/チェックアウトは不要です。順番を待つ必要もありません。自分が加えた変更や、他の共同作業者が加えた変更をいつ共有するかを、コントロールできなくなることもありません。たとえば、Word 2010 で作成中のマーケティング プランの 3 ページ目を Bob が編集しているときに、自分で加えた変更箇所を確認し、コメントを追加できるでしょうか? もちろん、できます (実際、このブログ エントリは、そうやって作成されています)。Sally がスライド 2 を更新しているときに、PowerPoint 2010 でビデオを編集できるでしょうか? もちろん、できます。OneNote 2010 で、取り込んだ画面や、オーディオ録音、ビデオ録画、手書きメモなどを使いながら、リアルタイムで研究チームのメンバーとブレインストーミングを行うことはできるでしょうか? もちろん、できます。

Microsoft Office 2010 における共同作業は、簡明なコラボレーションと、効果的なコンテンツとの二者択一ではなくなりました。そのことが、お気に入りのアプリケーションにどのように作用しているかをご確認ください。次のビデオと以下のリンクをご覧のうえ、ぜひご意見をお寄せください。

Ayca (アイチャ)

製品マネージャー、Office

原文の投稿日: 2009 年 11 月 23 日 (月) 午前 7:00 AM 投稿者: OffTeam

キーワード: Web Appsコラボレーション共同作成

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、https://blogs.technet.com/office2010/archive/2009/11/23/collaboration-without-compromise.aspx をご覧ください。