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Azure Site Recovery (ASR) では、Hyper-V や物理サーバーをはじめ VMware vSphere や Hypervisor 野良 ESXi ( vCenter Server に管理されていない単体ホストのことをこう呼んでました。), AWS の仮想マシン( IaaS のみです。 ) のレプリケーションを Azure 上に置くことができるソリューションで、2015年の6月にGAされたソリューションです。
参考URL:
実機環境で操作した体感ですが操作の大まかな流れは下記のようになります。(V1の環境で実施しました)
1.Azure 上でASRのセットアップ(ストレージの事前準備とかCredential ファイルのダウンロードとか)
2.管理用のWindows端末にASRのコンポーネント(+Power CLI 6.0 が同梱されてます)をセットアップ
3.2でインストールした環境で、保護対象の vCenter Server / ESXi / Guest への認証情報やAzureのライセンス情報の設定
4.ASRの環境でレプリケーションパス(というより、保護対象の指定ぐらいです。)を設定
5.動作確認(初期コピーが動作しますので、フェイルバックとかの設定をあれこれする感じ)
vCloud Air の Disaster Recovery と大きく異なる点は、vCenter Server の存在しない環境でも保護対象に持ってこれる手軽さだと感じました。こちらは、vCenter Server が前提となり、vSphere Replication というvSphere の機能をつかって仮想マシンイメージの同期をとります。
実際のアーキテクチャも Power CLI で動作しているので、特別なリバースエンジニアリングをしているわけでもないところやオンプレ側のバージョンアップにも追従しやすい傾向があります。
※参考URLによるとサポートされているvSphere 環境は VMware vCenter Server 5.1, 5.5, ESXi 5.1, 5.5, Guest はLinux/Windowsとありますが、アーキテクチャ上 Power CLI の6.0を使っているので vSphere 6 (vCenter Server, ESXi )でも動作しそうだと感じました。(サポート情報に更新があれば随時コメントくださいますようお願いいたします。)
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