Imagine Cup 2017 振り返り ~世界大会 Day 2~
みなさん、こんにちは。
今年15周年を迎えた世界最大の学生向けテクノロジーコンテスト「Imagine Cup 2017」が7月24日から2日間、米国・シアトルにて開催されました。少し時間が経ってしまいましたが、日本予選大会から世界大会にいたるまでの道のりを本ブログで振り返りたいと思います。
#01 Imagine Cup 2017 振り返り ~日本予選大会 東大と東工大が日本代表に決定~ #02 Imagine Cup 2017 振り返り ~世界大会準備に励む日本代表チーム~ #03 Imagine Cup 2017 振り返り ~世界大会 Day 1~ #04 Imagine Cup 2017 振り返り ~世界大会 Day 2~ #05 Imagine Cup 2017 振り返り 番外編 ~古川享さん邸 訪問~
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#04 世界大会 Day 2
2日目は前日に行われた Quarter Finals の結果発表から始まります。残念ながら次のSemifinalsの8チームに TITAMASチーム選ばれませんでした。気を取り直し、Wild Card と呼ばれる敗者復活戦に挑みます。
このWild Cardでは各チームの持ち時間は2分間でスライドもモノも使ってはいけません。シリコンバレー発祥のエレベーターピッチに近いスタイルで、2分間という短い時間で相手の関心を引き効果的なプレゼンで自分のソリューションを売り込みます。その売り込む相手は投票権を持つ学生たちです。正直、英語圏ではない日本チームにとっては不利な戦いだと思っていたのですが、英語圏のチームに引けを取らないプレゼンで観客を魅了していました。2分ピッチの後、日本の両チームの元に他の学生たちが話しかけてきていました。
そして Wild Card の投票結果発表の前に、マイクロソフトのCEO サティア・ナデラ が会場にかけつけImagine Cupに出場する全学生に激励の言葉を送りました。
そしていよいよ発表。残念ながら日本チームは選ばれず、ここで敗退が決まりました。チームメンバーはもちろん、社員の私たちとしても悔しい思いはありますが、やりつくした感はあったと思います。
気を取り直して、本社で勤務している石坂誠さんにキャンパスを少し案内してもらいました。
ワシントン州のレドモンドにあるマイクロソフトの本社は広大で大学のキャンパスに似ていることから、社員たちは本社をCampusと呼んでいます。社内をシャトルバスが行き来することができます。カフェテリアも充実していて主要なビルディングに併設されています。
日本の学生たちはこの後、Machine Learning Challenge (on Microsoft Azure) に参加し、Imagine Cup の最終ラウンド Championship を観覧しました。Championshipの様子をぜひこちらからご覧ください!
[embed]https://sec.ch9.ms/ch9/166a/3e32febb-77f5-4339-bb88-b35a360b166a/ImagineCupWorldChampionship2017_mid.mp4[/embed]
Imagine Cup 2017 世界大会で39か国 53チームによるトーナメントを見事勝ち抜いたのは、チェコ共和国の X.GLUチームです。X.GLUチームは糖尿病の子供たちのための血糖測定システムを開発、審査員や多くの参加者に感銘を与え、今後プロジェクトを進めるための賞金10万ドルとMicrosoft Azureの助成金125,000ドルを授与されました。また同チームは、マイクロソフトのCEO Satya Nadellaとの1対1のメンタリングセッションと、Build 2018デベロッパーカンファレンスへのチケットを獲得しました。
世界大会の結果は日本マイクロソフト公式ブログでもご紹介しています。
https://blogs.technet.microsoft.com/microsoft_japan_corporate_blog/2017/08/04/imagine-cup-2017/
また世界大会の様子を記事にしていただいていますので、あわせてご覧ください!
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1074837.html
最後になりますが、この度 Imagine Cupにご協力いただきました皆様に御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。