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[ご注意ください] 12 月 10 日に Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の更新プログラム KB3002339 をインストールするとシステムのハングアップなどの問題が発生する

2014 年 12 月 10 日に公開され、Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の KB3002339 の更新プログラムをインストールすると、Windows Update が完了しない、システム再起動時に更新が完了せずシステムがハングアップしてしまうという現象が発生することを確認いたしました。

KB3002339
https://support.microsoft.com/kb/3002339/

本問題の報告を受け、Windows Update の配信は既に停止いたしましたが、Windows Server Update Services (WSUS) を使用して更新プログラムを配信されているお客様におかれましては、本更新プログラムの配信を停止していただけますようお願い申し上げます。

既に本更新プログラムを適用し、ハングアップなどの現象が発生している環境での復旧方法につきましては、システムの復元ポイントを使用して復旧したケースを確認しておりますが、その他の方法があるか現在調査中です。
進展があり次第、情報公開させていただきます。

お客様には多大なご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。

 

(12/11 追記)
本現象の発生条件、ならびに弊社での本問題に対する対応状況について以下にお伝えいたします。

・本問題は Windows Update から KB3002339 の更新プログラムをインストールした場合に発生します。KB3002339 の更新プログラムをダウンロード センターから入手し、単体でインストールした場合には発生しません。

・KB3002339 の更新プログラムは、Visual Studio 2012 がインストールされている環境が適用対象となります。また、Visual Studio 2012 Shell (Isolated) を利用するアプリケーションがインストールされている場合も適用対象となることが想定されます。

・今回の問題について修正した新しいパッケージをリリースする予定です。リリースの日程が決まりましたら本 Blog でご案内します。なお、既に KB3002339 の更新プログラムがインストール済みの環境では、特に問題が生じることはありませんので、処置を行っていただく必要はありません。

・本更新プログラムはセキュリティに関する修正ではありませんので、KB3002339 に記載されている現象が発生していない環境では、インストール時の問題が修正されたパッケージがリリースされるまで適用をお待ちいただいても問題はありません。

・KB3002339 の更新プログラムの適用後、Windows Update の画面でインストールが完了しない現象が発生した場合は、タスク マネージャーから “VS11-KB3002339.exe” プロセスを終了させることで処理を続行させることが可能です。その後、前述のダウンロード センターからインストーラー パッケージを入手し、更新プログラムを単体でインストールすることで現象を回避できる可能性があります。

(12/17 追記) 本日 12 月 17 日 (米国時間 12 月 16 日)、Windows Update より KB3002329 が再リリースされました。再リリースされた更新プログラムでは、Windows Update としてのパッケージングに関する問題を修正しております。

KB3002329 の更新プログラムに含まれるモジュール自体には問題はございませんので、モジュールは変更されておりません。このため、既に KB3002329 を適用されている場合には、改めてご適用いただく必要はありません。

お客様には弊社製品の問題でご不便、ご迷惑をおかけいたしましたこと、改めまして深くお詫び申し上げます。

 

※ Visual Studio は OSに既定でインストールされているアプリケーションではありません。別途、パッケージを購入し、OSにインストールしてご利用をいただくアプリケーション開発用の製品となります。