Azure から Red Hat カスタマー ポータルにアクセスするには
執筆者: Boris Baryshnikov (Principal Program Manager, Microsoft Azure)
このポストは、3 月 9 日に投稿された Accessing the Red Hat Customer Portal from Azure の翻訳です。
皆様は、Azure Marketplace で提供されている Red Hat Enterprise Linux VM イメージを使って Red Hat の有料コンテンツにアクセスできることはご存知でしょうか?
マイクロソフトは 3 週間ほど前に、Red Hat Enterprise Linux の従量課金制 (PAYG) イメージの提供を Azure Marketplace で開始したことを発表しました。今回は、Microsoft Azure で Red Hat Enterprise Linux の PAYG 形式の VM をプロビジョニングすることで可能になる Red Hat カスタマー ポータルへのログインについてご説明します。
ではまず、Red Hat Enterprise Linux VM をプロビジョニングしましょう。
- Azure ポータルを開きます。
- [New] をクリックします。
- Marketplace の検索フィールドに「Red Hat」と入力します。
- 好きなバージョン (現時点では7 と 7.2 を提供中) を選択し、VM のプロビジョニング プロセスを最後まで実行します。
他にも、Red Hat Enterprise Linux のクイック スタート テンプレート (英語) を使用するか、コマンドライン インターフェイスを使用して VM をプロビジョニングすることもできます。
Red Hat カスタマー ポータルへのシングル サインオン
VM の実行を開始したら、すぐにポータルの UI から有効化を行います。[Settings] ブレードが自動的に開くので、下図のように [Support & Troubleshooting] セクションで [Red Hat Customer Portal] を選択します。
[Go to customer portal] リンクを選択すると、Red Hat カスタマー ポータルへのシングル サインオン (SSO) のプロセスが開始されます。初回のみ、Azure アカウントを Red Hat カスタマー ポータルのアカウント (新規または既存のもの) に関連付ける手順を行います。
初回登録が正常に完了すると、次回のクリック時からはユーザー名やパスワードを入力しなくても Azure ポータルの ID で Red Hat カスタマー ポータルに直接サインインできます。
Red Hat カスタマー ポータルにログインした後は、Red Hat 製品の公式ドキュメントを読んだり、トラブルシューティング ガイドやよく寄せられる質問を検索したり、Red Hat サイト内のその他のサブスクリプションによって保護された各種コンテンツにアクセスすることができます。また、Red Hat カスタマー ポータルから Red Hat のサポート チケットを直接開くこともできます。
Microsoft Azure で有料の Red Hat Enterprise Linux VM イメージを使用すると、Microsoft Azure から Red Hat カスタマー ポータルに直接アクセスできることの他にもさまざまなメリットがあります。詳細については、こちらのページからよく寄せられる質問を参照してください。
ぜひ実際にお試しください。