Computer Vision API の OCR 関数で日本語 「Ja」を指定した場合の現象と対策
こんにちは。Cognitive Services サポートチームの中山です。
Computer Vision API のOCR関数で日本語 「Ja」を指定した場合の現象と対策をご紹介いたします。
現象:
Computer Vision API の OCR関数を呼び出し時に、日本語ドキュメントを読み込むためlanguageのパラメータに「Ja」を指定した場合は、Response 400 のエラーがリターンされます。
Curlでの呼び出し例:
@ECHO OFF curl -v -X POST "https://westus.api.cognitive.microsoft.com/vision/v1.0/ocr?language=Ja&detectOrientation =true" -H "Content-Type: application/json" -H "Ocp-Apim-Subscription-Key: {subscription key}" --data-ascii "{body}"
Response 400 エラー:
{
"code": "NotSupportedLanguage",
"requestId": "B8D802CF-DD8F-4E61-B15C-9E6C5844CCBC",
"message": "Specified language is not supported."
}
対策方法:
languageのパラメータに日本語を指定したい場合は、「Ja」ではなく「ja」に変更してください。
なお、Computer Vision API の OCR のドキュメントには、サポートされている言語一覧に「Ja (Japanese)」の記載がございましたが、これは「ja (Japanese)」の誤りでした。
現在、下記ドキュメントはすでに修正しておりますので、ご安心いただければ幸いです。
Computer Vision API - v1.0
上記がお役に立てば幸いです。
Cognitive Services 開発サポートチーム 中山