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Internet Explorer Testing Center が更新されました

Internet Explorer 11 PreviewWindows 8.1 Preview と共にリリースされたことに合わせて、Microsoft は IE Testing Center を更新し、IE11 が対応している、ブラウザーの相互運用性をさらに高める各種標準に関するテスト ケースを新たに追加いたしました。今までよりも (英語) 多くの (英語) ブラウザーとデバイスに対応しなければならない Web 開発者は、サイト全体でのマークアップ共通化を通した、よりいっそうの効率化を必要としています。各ブラウザーの標準対応状況を確実にテストできることは、現状を明確に把握し完全性を高め、ひいては Web 全体の相互運用性が向上するという点で、Web コミュニティとブラウザー ベンダーの両方にメリットをもたらします。

1199 件の新しいテストが標準化団体に提出されました

Microsoft は IE Testing Center に 1199 件のテスト ケースを追加しました。対象は、Web Cryptography、PreFetch、High Resolution Timer、Navigation Timing 2、Performance Timeline、Canvas、JavaScript、Media Source Extensions、ポインター イベント、Page Show と Page Hide、DOM4 MutationObserver、Document.all、WebIDL バインディング、および Flexbox です。JavaScript のテスト ケース 570 件については、Ecma International の ECMAScript Sixth Edition (ES6) の草案仕様 (英語) および ECMA-402 による JavaScript 国際化 (英語) に対応しています。

これらの新しいテスト ケースは Microsoft によって複数の標準化団体に提出されており、それぞれの正式なプロセスを通して、レビューとフィードバックが実施され、公式なテスト スイートに採用されます。

社内でのテスト ケース開発に加え、Microsoft は W3C 主催の公式イベント「テストで Web を進化させよう」(英語) にも参加しています。同イベントでは、開発者コミュニティやその他のブラウザー ベンダーと連携して、W3C 提案の昇格を後押しするようなテストの開発に取り組んでいます。最新のイベントは Microsoft の主催により Microsoft シアトル オフィスで今年 4 月に開催され、参加者の協力の下、わずか 1 日で 514 件もの新しいテストが作成されました。

テスト ケースのフィードバックをお寄せください

Microsoft は、さまざまな標準化団体とその参加団体と協力し、Web の標準化プロセスを通してよりよい Web の実現に貢献する機会を常に待ち望んでいます。

フィードバックを受け付ける方法をそれぞれの標準化団体が提供しています。W3C のテスト ケースについては、該当するワーキング グループの W3C メーリング リストをお使いください。JavaScript のケースに関するフィードバックは ECMAScript のバグ データベース (英語) に提出できます。

Microsoft では、W3C による HTML5 仕様の完成を支援するため、HTML5 の公式テスト タスク フォース (英語) への新しいテストの提供をその他のブラウザー ベンダーにも積極的に呼びかけています。

よろしくお願いいたします。

Matt Gradwohl および Rajkumar Mohanram
Internet Explorer テスト マネージャー

Dinesh Chandani
JavaScript テスト マネージャー