Skype for Business iOS アプリの提供を開始
(この記事は 2015 年 10 月 14 日に Office Blogs に投稿された記事 Skype for Business iOS app now available の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
出張中に重要な会議に参加する、コーヒーを買いに行く間に簡単なメッセージを送信するといったように、どこにいても仕事 を進められること、そして、他のユーザーと共同作業を行えることは、これまでになく重要になっています。マイクロソフトでは、Skype for Business のユーザーの皆様がどのデバイスを使用しているかに関係なく生産性を維持できるように全力で取り組んでおり、iOS 向け Skype for Business のプレビューを発表 (英語) したときには大きな反響がありました。そしてこのたび、iOS デバイス向けの新しい Skype for Business アプリの一般公開を発表します。
新しいアプリでは、以下にご紹介する機能に加え、iOS 9 で Lync 2013 をご利用いただいている一部のお客様に生じていたサインインの問題も解決されています。
ワンタッチで会議に参加
ダッシュボードが更新され、連絡先の検索バー、今後の会議予定、最新の会話が 1 つの画面で確認できるようになりました。連絡先の検索バーでは、姓、名、電子メールのエイリアス、電話番号を入力してグローバル アドレス一覧から連絡先を検索できます。最新の会話は、デバイスを切り替えたときでもすぐに確認できます。また、今後の会議予定をひとめで確認することも可能です。左側をタップすると会議の詳細を表示でき、右側のアイコンをタップするとすぐに会議に参加できます。
会議におけるエクスペリエンスを向上
ビデオの全画面表示により、さらに臨場感あふれる会議が実現します。また、ミュート ボタンが大きくなり、参加者の追加機能や通話の管理機能が搭載されたため、移動中の会議進行もはるかに簡単になります。共有しているコンテンツと発表者のビデオを同時に表示できるため、一瞬たりとも見逃すことはありません。
今後の更新では、会議で PowerPoint スライドも表示できるようになりますので、どうぞご期待ください。それまでの間は、デスクトップ共有によって PowerPoint プレゼンテーションを表示することが可能です。
認証とセキュリティに関するオプションの追加
Office 365 のユーザーは Active Directory Authentication Library (ADAL) ベースの認証をご利用いただけるようになりました。このため、IT 管理者は Skype for Business iOS アプリで多要素認証を 構成することで、ユーザー名とパスワードだけを使用する場合よりもセキュリティを強化できるようになります。多要素認証では、ユーザー名とパスワードを入 力した後に、デバイスからの通話またはテキスト メッセージの送信、アプリの通知によって認証を行う必要があります。その他の Office アプリケーションでも ADAL ベースの認証がサポートされているため、組織全体で一貫した認証が可能になります。ADAL を利用した多要素認証の設定の詳細については、こちらの記事 (英語) を参照してください。
新しいアプリにアップグレードするには
新しい Skype for Business iOS アプリは、iTunes Store でユニバーサルアプリと してリリースされました。iPhone ユーザーの皆様がお使いの Lync 2013 は、Skype for Business アプリに自動的に更新されます。Lync 2013 をご利用の iPad ユーザーの皆様は、iTunes Store から新しいユニバーサル アプリをダウンロードしていただく必要があります。IT 管理者の皆様は「Skype for Business iOS 生産性ガイド (英語)」を参照して詳細を確認し、ユーザーへの導入準備を整えるうえでお役立てください。
次のステップ
マイクロソフトでは、iOS 向けの機能セットを拡充し、可能な限り速やかにお届けできるように取り組んでまいります。年内には、Android 向けの Skype for Business アプリも一般公開する予定です。Skype for Business IT Pro Yammer コミュニティに参加 (英語) していただくと、今後の製品の更新情報および製品チームとのインタラクティブな Skype ブロードキャスト セッションの情報を入手したり、コミュニティから知識を得たりすることができます。皆様のご意見をお待ちしております。
外出先でも常に連携して生産性を維持できるように、新しいアプリを今すぐダウンロードしてご利用ください。
—Praveen Maloo (Skype for Business チーム、プロダクト マーケティング マネージャー)