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Windows Azure のインポート/エクスポート サービスのプレビュー版と、Web/モバイル ソリューション シナリオに対応する機能強化を発表

このポストは、11 月 4 日に投稿された Announcing the Preview of Windows Azure Import/Export Service and Several Enhancements for Web and Mobile Solution Scenarios の翻訳です。

お客様がクラウド ベースのストレージ ソリューションを評価する際に見ているのは、いかにコスト効率良く、安全かつスピーディに大量のデータを BLOB ストレージから出し入れできるかという点です。マイクロソフトはこの課題に対処するための新しいサービスとして、このたび Windows Azure のインポート/エクスポート サービスのプレビュー版を発表しました。

このリリースにより、お客様はハード ディスク ドライブに格納した暗号化データをマイクロソフトのデータ センターに FedEx 経由で配送するように依頼できるようになります (マイクロソフトのデータ センターでは、お客様の BLOB ストレージ アカウントとの間のデータ転送に、当社の高速内部ネットワークを使用しています)。

インポート/エクスポート サービスを使用して配送されるすべてのデータは BitLocker を使用して暗号化されているため、お客様がそのキーを保持している場合、データ配送時の安全性が確保されます。この機能は Windows Azure ポータルに統合されており、簡単にインポート/エクスポート ジョブを作成、管理することができます。

インポート/エクスポート サービスの詳細については、こちらのページ (英語) を参照ください。

あわせて、先日発表された Windows Azure HDInsight の一般提供開始についてもご参照いただくことをお勧めします。Windows Azure HDInsight では、Apache Hadoop クラスターを展開してビッグ データを処理したり、強力なプログラミング ツールやビジネスに関する新しい洞察を引き出すための BI ツールを活用できます。

HDInsight サービスの詳細については、HDInsight サービスの Web ページを参照してください。

HDInsight サービスは、Windows Azure 管理ポータルから利用開始できます。

また、マイクロソフトは、Web/モバイル ソリューションが求められるシナリオに対応するために、以下のようないくつかの機能強化を実施したことも発表しました。これにより、開発者の皆様がアプリケーションを作成、管理するうえで役立つ機能がさらに充実します。

  1. 通知ハブでの高度にパーソナライズされたプッシュ通知: タグ式が追加され、ブール式で定義可能なユーザーのあらゆるサブセットにプッシュ通知をブロードキャストすることが可能になりました。
  2. New Relic によるモバイルアプリケーションパフォーマンスの監視: New Relic のモバイル監視では、モバイル クライアントからモバイル サービスのバックエンドまで、使用状況、パフォーマンス、エラー、スループットを包括的かつリアルタイムに視覚化できます。
  3. Windows Azure スケジューラのプレビュー版 : Windows Azure の内外で確実にサービスを呼び出すために、ジョブを作成、スケジューリング、実行することができます。
  4. Windows Azure での PHP 5.5 のサポート: Windows Azure Web サイトクラウド サービスを使用して PHP Web アプリケーションを構築する際のパフォーマンスと安定性がさらに向上します。
  5. Windows Azure Web サイトでの WebSockets サポート : 最新ブラウザーで WebSockets のネイティブ サポートを利用する場合に、Web アプリケーションのリアルタイム機能を有効化できるようになりました。

これらの機能強化の詳細については、Scott Guthrie のブログ記事 (英語) (翻訳 : SATO Naoki ブログ : Windows Azure: ハード ドライブのインポート/エクスポート、VMのACL、WebSocket、リモート デバッグ、継続的デリバリー、New Relic、請求のアラートなどを参照ください) をご覧ください。

※翻訳者注、インポート/エクスポートのサービスは米国内からまたは米国内への発送限定で、日本からの申込みは残念ですができません。