Windows Azure 多要素認証の正式リリースを発表
このポストは、9 月 27 日に投稿された Announcing General Availability of Windows Azure Multi-Factor Authentication の翻訳です。
ID 管理とアクセス管理はセキュリティの要であり、企業の IT 部門にとって最大の関心事項です。また、従業員やパートナー、お客様がいつでもどこからでもアクセスできるようにするための鍵となる機能です。マイクロソフトはこの度、Windows Azure 多要素認証の正式リリースを発表いたしました。この機能によって、アクセス時のセキュリティの強化、および IT 管理者とエンド ユーザーの利便性が向上します。
多要素認証を使用すると、世界各地からサインインするユーザーのためのセキュリティ レイヤーをすみやかに追加することができます。ユーザーは、ユーザー名やパスワードに加えて、1) モバイル デバイス上のアプリケーション、2) 自動電話呼び出し、3) テキスト メッセージを通じてパスコードを入力することで認証が可能です。簡単にサインインできること求めるユーザーのニーズに応えた、シンプルな認証方法になっています。
Windows Azure 多要素認証は、セキュリティ強化を必要とする以下のような数多くのアプリケーションに対して、ほんの数分で設定することができます。
- オンプレミス VPN 、 Web アプリケーションなど-- 既存のハードウェアまたは Windows Azure 仮想マシンで多要素認証サーバーを実行します。Windows Server Active Directory と同期して、ユーザー設定を自動で行います。
- Windows Azure 、 Office 365 、 Dynamics CRM などのクラウドアプリケーション-- Windows Azure AD の ID に対してワンタッチで多要素認証を有効に設定できます。ユーザーは次回のサインイン時に追加の認証を設定するよう求められます。
- カスタムアプリケーション -- SDK を使用して、多要素認証の電話呼び出しやテキスト メッセージによる認証をアプリケーションのサインイン プロセスやトランザクション プロセスに組み込むことができます。
[View:https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=o2J92uYq35E]
には、2 種類の料金オプションが用意されています。1 ユーザーあたり月額 2 ドル、または、認証回数 10 回ごとに 2 ドルです。詳細については、料金詳細のページを参照してください。 を有効にする手順の詳細については、Scott Guthrie のブログ (英語) (翻訳 SATO Naoki ブログ:Windows Azure: 新しい仮想マシン、Active Directory、多要素認証、ストレージ、Webサイト、使用制限の改善 でご確認いただけます。) およびこちらのビデオ (英語) をご覧ください。新しい多要素認証サービスを使用するには、Windows Azure 管理ポータルにアクセスしてください。また、皆さまからのご意見やご感想をお待ちしています。@WindowsAzure (英語)までぜひお寄せください。