SQL Server 用 Node.js ドライバーをリリース
このポストは、7 月 11 日に投稿された Get Started With the Node.js Driver for SQL Server の翻訳です。
この春に実施した Windows Azure のアップデートに含まれていなかったものの 1 つに、Microsoft Driver for Node.js for SQL Server (英語) という長い名前が付けられたドライバーがあります。このドライバーは、Windows Azure SQL データベースなどの SQL Server テクノロジとノード アプリケーションを接続するために利用するものです。
現在このドライバーは、プレビュー版がリリースされています。コードは GitHub のページ (英語) からダウンロード可能です。
SQL データベースでの作業
このドライバーの使い方はとても簡単で、標準の ODBC 接続文字列 (Windows Azure 管理ポータルのプレビュー版からすぐに入手可能) を 1 つ使用するだけで、クエリ メソッドで Transact-SQL ステートメントを発行できるようになります。以前と少し異なるのは、クエリから "ステートメント" を返すことができる点です。これにより、クエリを使用してデータ エンティティが返されたときに、イベントを受信することができます。
基本的なガイダンス
このドライバーを使用して Windows Azure SQL データベースで作業を行う場合の基本事項については、「Node.js から Windows Azure SQL データベースにアクセスする方法 (英語)」をご覧ください。このページでは以下の基本情報を提供しています。
- 新しいプレビュー版管理ポータルを使用したデータベースのプロビジョニング
- ODBC 接続情報の取得
- データベースにクエリを発行する簡単なアプリケーションの作成
- ドライバーを Windows Azure Web サイトに展開する際の考慮事項
チュートリアル
「Windows Azure SQL データベースを使用する Node.js Web アプリケーション (英語)」の記事では、ノード アプリケーションでドライバーを使用する際のより複雑な例が説明されています。このチュートリアルでは、以下の項目を取り扱っています。
- Express モジュールを使用した MVX アプリケーションの作成
- プレビュー版管理ポータルを使用した Web サイトおよびデータベースの新規作成
- 管理ポータルを使用したデータベースの設計
- Web サイトのアプリ設定機能を使用した実行時の接続文字列の指定
- Git を使用した Web サイトの展開
ご協力のお願い
先に述べたように、このドライバーは GitHub のページ (英語) から入手可能です。また、ユーザーの皆様からの問題点のご報告やフィードバックもこちらで受け付けています。お気軽にアクセスいただき、このドライバーについてお知りになりたい情報をお知らせください。また、追加機能のコードのご投稿もお待ちしております。
- Larry Franks (Windows Azure 主任プログラム作成担当)