SQL データベース Premium のプレビューに新機能を近日リリース
このポストは、4 月 4 日に投稿された SQL Database updates coming soon to the Premium preview の翻訳です。
先日、クラウド & エンタープライズ担当エグゼクティブ バイス プレジデントの Scott Guthrie が、Microsoft Azure に 40 種類以上の新機能を追加する予定であると発表しました。これには Azure SQL データベースに関するものも含まれており、この記事では、Premium Edition のプレビューに追加される機能についてご紹介します。SQL データベース Premium のプレビューには、今月中にアクティブ Geo レプリケーション、セルフサービス型の復元、および最大 500GB のストレージ サイズのサポートが導入される予定です。また、一般提供では、SLA で保証する稼働率が 99.95% に引き上げられます。
- アクティブ Geo レプリケーション: 任意の Azure リージョンに 4 つのアクティブで読み取り可能なセカンダリを作成することで、災害復旧プロセスのより高度な制御が可能になり、致命的な事態が発生したときのフェールオーバーのタイミングを選択できるようになります。それぞれ少なくとも 800 km 以上離れた場所に設置されている各 Azure リージョン内には複数のデータ センターがあるため、必要が生じた場合にも、同じ地政学的な地域に存在するデータ センター間でフェールオーバーを実施することができ、政府規制や企業ポリシーへのコンプライアンスを維持できます。アクティブ Geo レプリケーションを使用すると、多くの場合、データ同期機能による復元を行う必要がなくなり、プライマリと各セカンダリの間でのトランザクションの一貫性が確保されます。
- セルフサービス型の復元: SQL データベース Premium では、人為的、またはプログラム的にデータが削除されてしまった場合 (「うっかりミス」の復元) に、データベースを過去 35 日間以内の任意の時点に復元できます。セルフサービス型の復元機能がリリースされると、あらかじめ組み込まれた、地理冗長性を持つ SQL データベースのバックアップにお客様自身がアクセスできるようになるので、多くの場合、インポートおよびエクスポートを使用した復元を行う必要がなくなります。
Azure ブログでは、今月中に実装される SQL データベースの機能についてさらに詳細をお知らせする予定ですので、引き続きご注目ください。
また、Azure SQL データベースをまだお使いでないお客様は、ぜひこの機会に Premium Edition をお試しいただければと思います。詳細については、こちらのページ (英語) でご覧いただけます。