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Site Extensions としての Web Deploy

このポストは、6 月 30 日に投稿した Web Deploy as a site extension の翻訳です。

最新バージョンの Azure Web Sites では、新しい Web Deploy エンドポイントを追加しました。Web Deploy エンドポイントはお客様の各サイトの Site Extensions として利用することができます。 よくご存知でない方のために簡単にご説明しますと、Site Extensions はサイトの管理性を強化するプラグインと捉えることができます。 Web Deploy では各サイトで独自のサービス インスタンスをホストすることや、より頻繁に更新を行うことができるため、Site Extensions に適しています。

新しいエンドポイントが使用されていることを確認するには

新しいエンドポイントを有効にした場合、新しくダウンロードしたすべての発行プロファイルが新しいエンドポイントを指定するように設定されます。 発行プロファイルが新しいエンドポイントを使用していることを確認するには、発行プロファイルを開いて、MSDeploy プロファイル ノードの publishUrl 属性を確認します。 publishUrl が “sitename.scm.*” のように表示されていれば、新しいエンドポイントが指定されています。
“*.publish.azurewebsites.windows.net” のように表示されている場合は、古いエンドポイントが指定されたままです。 次に、発行プロファイルの表示例を示します。

上のプロファイルには古いエンドポイントが指定され、下のプロファイルには新しいエンドポイントが指定されている。

古いエンドポイントを復元するには

現時点では、以前の Web Deploy エンドポイントを簡単に復元できるようにしてあります。 必要な際に、古い publishUrl が指定された発行プロファイルを、以下の手順で入手することができます。

1. Azure 管理ポータルでサイトを開き、[CONFIGURE] タブをクリックします。

2. ”WEBSITE_WEBDEPLOY_USE_SCM” のアプリ設定を追加し、“false” に設定します。 [SAVE] をクリックして変更内容を保存します。

3. ダッシュボードに戻り、発行プロファイルを再度ダウンロードします。 publishUrl に古い *.publish.azurewebsites.windows.net のアドレスが指定されていることを確認します。

4. この発行プロファイルを使用して発行します。

新しいエンドポイントに関する制限事項

この新しいエンドポイントについては、いくつか既知の制限事項が存在します。これらの制限事項は、Azure ポータルを使用して、通常 1 回の処理で簡単に回避することができます。 制限事項に含まれる処理は以下のとおりです。

  1. アプリケーション プールの設定の変更処理
  2. 新しいサブアプリケーションの作成処理