マイクロソフトが、ガートナーの IaaS、アプリケーション PaaS、クラウド ストレージの各マジック クアドラントで唯一ベンダーとして「リーダー」に選出
このポストは、5 月 22 日に投稿された Microsoft – the only vendor named a leader in Gartner Magic Quadrants for IaaS, Application PaaS, and Cloud Storage の翻訳です。
Azure に限界などありません。マイクロソフトは、Azure がハイパースケールでエンタープライズ クラスのハイブリッド クラウド プラットフォームとして最高のものとなるように鋭意努力しています。そして、お客様のニーズに応えるために、Azure を全世界で提供するという私たちのビジョンを実現させることに全力で取り組んでいます。現在 Azure は 19 のリージョンでサービスを提供しており、それぞれで複数のデータセンターを運用しています。これにより、お客様は顧客や従業員に近い場所でアプリケーションをデプロイ、実行し、より幅広い市場で競争力を得ることができるようになっています。AWS と Google の提供地域を合わせても、Azure がサービスを提供している国と地域の広さには及びません。また、マイクロソフトは新しいインフラストラクチャを構築するために毎年数十億ドル規模の投資を行っており、Azure のクラウド プラットフォームでは現在 100 万を超えるサーバーを管理しています。アプリケーションの構築や実行にこのサーバー群をご利用いただけるため、お客様はクラウド プラットフォームの処理能力について気にすることなく、あらゆる規模にソリューションをスケーリングすることが可能です。
先日、ガートナーはクラウド IaaS のマジック クアドラント (英語) を公開し、その中でマイクロソフトは、IaaS 市場における「ビジョンの完全性 (Completeness of Vision)」と「実行能力 (Ability to Execute)」が評価され、2 年連続で「リーダー」として認められました。昨年ガートナーがレポートを発表したときに Scott Guthrie がマイクロソフトの戦略と「and」のパワー (英語) について記事を公開していますので、併せてお読みください。
マイクロソフトは現在、ガートナーのマジック クアドラントにおいて、クラウド IaaS (英語)、アプリケーション PaaS (英語)、クラウド ストレージ サービス (英語)、サーバー仮想化 (英語) の各分野で「リーダー」として位置付けられた唯一のベンダーです。これは、業界最先端のインフラストラクチャ サービス、プラットフォーム サービス、ハイブリッド ソリューションを皆様にお届けし、豊富な選択肢を提供するというマイクロソフトの戦略が評価されたものであると考えています。この戦略により Azure の導入実績は大幅に伸びており、ユーザー サブスクリプション数は毎月 90,000 のペースで増加し、Fortune 500 企業の 57% が Azure を利用しています。
これらのマジック クアドラントのグラフは、大規模な調査ドキュメントの一部としてガートナーから発表されたものであり、そのドキュメント全体の文脈において解釈されるべきものです。ガートナーのドキュメント全文はそれぞれこちら (IaaS、英語) とこちら (PaaS、英語) とこちら (ストレージ、英語) でご覧いただけます。
技術革新がカギ
マイクロソフトのクラウド戦略において重要なのは技術革新の速さであり、実際この 12 か月間で 500 以上の機能やサービスを Azure に追加してきました。最近リリースした機能には次のようなものがあります。
- Azure App Service: エンタープライズ クラスの Web アプリやモバイル アプリを作成する開発者向けの高生産性ソリューション
- Azure Service Fabric: 高度な制御プラットフォームとして、優れた拡張性やカスタマイズ機能を備えたクラウド サービスを構築する開発者や ISV を支援
- VM、ストレージ、ネットワーク向け Azure Resource Manager: テンプレートをベースとして複雑なアプリケーションをデプロイできるほか、リソースへのタグ付けにより簡単にリソースを管理
- Azure Data Lake: ビッグ データ分析ワークロードに対応したハイパースケールのリポジトリ
ほかにも、Azure Stack、Operations Management Suite、Hyper-V コンテナーなどの機能強化により、オンプレミスとクラウドで一貫したサービスを提供しながら、お客様が望んでいるハイブリッド シナリオに対応しています。
最近リリースされた機能の詳細については、Microsoft Azure ブログの Build や Ignite に関する記事をご覧ください。
導入事例
お客様、そしてパートナーの皆様は、マイクロソフトの継続的な技術革新と Azure プラットフォーム全体のメリットを活かして、各社のビジネス目標であるコスト削減、開発期間の短縮、自社開発ソリューションの差別化、あるいはこれらすべてを実現しています。実際に Azure を導入したお客様の事例をご覧ください。
- Callaway Golf、サーバーとサービスのクラウドへの移行によりコストを削減し拡張性を強化 (英語)
- Delphi、手頃な価格のクラウド ベース テレマティクスによりあらゆる自動車を「コネクテッド カー」に (英語)
- Petrobras Argentina、クラウドの利用によりエクストラネットの導入期間を数か月から数週間に短縮 (英語)
- HarperCollins、専用回線を使用してクラウド ベース アプリケーションへの高速アクセスを実現 (英語)
マイクロソフトの掲げるビジョンとそれに対する実行能力を高く評価していただいたことをたいへん光栄に思っています。今後もお客様やパートナーの皆様に向けて、こうしたビジョンのさらなる実現に取り組んでまいります。ガートナーによる「サービスとしてのクラウド インフラストラクチャのマジック クアドラント」のレポートの全文は、こちらのリンク (英語) からお読みいただけます。
このレポートや急速に進化するクラウドの展望について、皆様のご意見をぜひお聞かせください。
*ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。