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Azure Web サイトの新機能: 環境変数が構成可能に

このポストは、3 月 22 日に投稿された New Azure Web Sites feature: configurable environment variables の翻訳です。

編集メモ : 今回は、Windows Azure Web サイト チームでプログラム マネージャーを務める Erez Benari による記事をご紹介します。

Azure で最も広く活用されている強力な機能の 1 つが、XML Document Transformation (XDT) です。この機能を使用すると、Windows Azure Web サイトのサイトにある applicationhost.config ファイルのコンテンツを変換できます。この変換プロセスによって、Kudu (英語)Monaco (英語) といったサイトを拡張する機能をインストールすることができます。サイトを拡張すれば、Azure Web サイトの標準機能が、ほぼ無制限に拡張されます。

サード パーティのサイト拡張に関する問題は、それらの多くが、固有の構成を設定する必要があるということです。たとえば、New Relic の .NET エージェント (英語) の構成では、いくつかのキー (COR_ENABLE_PROFILING、COR_PROFILER、COR_PROFILER_PATH、NEWRELIC_HOME) が必要となります。開発者にとっては、この .NET エージェントを Azure Web サイトにインストールする際に構成を設定する (カスタムの XDT を適切な場所に配置 (英語) する) のは難しいことではありませんが、もし New Relic がエージェント用の自動インストーラーを開発したとしたら、開発者が構成を設定する手段がなくなります。

これに対処するために、マイクロソフトでは最近、こうした自動化を可能にする新機能を追加しました。これにより、サイト拡張を利用する開発者は、XDT を使用して任意の構成キーを追加できるようになります。この機能を使用するには、コードを修正し、次の形式で XDT にキーを追加するだけです。

この構成は、拡張の設計に応じてサイト ルートまたはグローバルのいずれかの配下に設定されます。XDT を使用して設定された値は、Azure で自動的に取得され、環境変数としてワーカー プロセスに挿入され、インストールした拡張機能で使用できるようになります。サイト拡張と XDT の詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。