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Azure の新サービスと新機能によりオープン性、選択肢、柔軟性が拡大

このポストは、8 月 21 日に投稿した New Azure services and updates expand openness, choice and flexibility の翻訳です。

Microsoft Azure の戦略の中核的なコンセプトの 1 つとして、「開発者が自由に選択したテクノロジを使用してアプリケーションを開発できる柔軟性を備えたオープンなプラットフォームを構築すること」というものがあります。今回、開発者が望む方法で技術革新を実現するというマイクロソフトの取り組みを後押しする新サービスと新機能が発表されました。

Azure DocumentDB のパブリック プレビュー版

今日の開発者は、複数のプラットフォームや複数のバージョン、複数のアプリケーション間のデータ交換をサポートし、ユーザーが生成したデータ、ゲームのデータ、ソーシャル コンテンツを活用する Web およびモバイル アプリケーションを作成したいと考えています。また、これらのアプリケーションによって、拡張性と信頼性の高いパフォーマンスを実現することを望んでいます。これらのニーズに応えるために最適なデータベース テクノロジとして、NoSQL が登場しました。今回プレビュー版がリリースされた Azure DocumentDB は、管理された NoSQL ドキュメント データベースを提供するサービスとしてのデータベース (Database as a Service) で、NoSQL ドキュメント データベースのメリットが得られるだけでなく、リレーショナル データベースのシステムで一般的なクエリ処理やトランザクションのセマンティクスも備えています。

Azure ストアから入手可能な MongoDB、MongoLabs、Nodejitsu、Redis、RavenHQ の既存の NoSQL サービスに Azure DocumentDB が加わることで、NoSQL を使用したシナリオでお客様に提供できる選択肢がさらに拡大されました。

DocumentDB は Azure 管理ポータル (プレビュー) から入手可能です。詳細については、DocumentDB (英語) の Web ページをご覧ください。

Apache HBase™ 対応 Azure HDInsight の一般公開

Apache HBase が HDInsight の機能として一般公開されました。Apache HBase は、Apache Hadoop エコシステムの NoSQL データベース コンポーネントです。この機能により、Web トランザクションやセンサーのデータを Azure BLOB ストレージに書き込み、HDInsight を活用して分析できるようになりました。

詳細については、入門ガイド (英語) をご覧ください。

Azure ギャラリーの VM Depot

今回、コミュニティ主導型の VM Depot イメージの次のステップとして、Azure 管理ポータル (プレビュー) および Azure ギャラリーに VM Depot のオープン ソース イメージが追加されました。ベース オペレーティング システム ディストリビューション (Debian、Ubuntu、CentOS、Suse、FreeBSD など) から、開発者スタック (LAMP、Ruby on Rails、Node、Django など)、完全なアプリケーション (WordPress、Drupal、Apache Solrfor Microsoft Azure など) まで、多岐にわたる約 300 の構成済み Virtual Machines のイメージが紹介されています。これらはすべて、統合された Azure ギャラリーから入手することができます。

Azure Search のプレビュー版

大量のデータを管理するアプリケーションでデータを操作する方法として、検索は一般的な方法になっています。しかし、大規模な検索インフラストラクチャの管理は困難かつ時間がかかり、専門的なスキルや知識を必要とする場合も少なくありません。Azure Search は完全に管理されたサービスとしての検索 (Search as a Service) で、アプリケーションに完全な検索機能を組み込んだり、高精度のランク付けプロファイルにより検索結果をビジネス目標に結び付けたりすることができます。ソーシャル コンテンツまたはユーザーが生成したコンテンツを使用する E コマース向けの Web またはモバイル アプリケーションを作成する場合に、検索インフラストラクチャの複雑なデプロイ、維持、管理に対処する必要はありません。

Azure Search では、Azure 管理ポータルまたは管理 API を使用することで、1 秒あたりのクエリ数やドキュメント数といったキャパシティを負荷の変化に合わせて増減することができます。そのため、検索シナリオにおいて最もコスト効率の良いソリューションを提供することが可能です。

Azure Search は Azure 管理ポータル (プレビュー) から入手可能です。詳細については、Azure Search (英語) の Web ページをご覧ください。

継続的なクラウドの拡大とサービスの革新

お客様の選択肢の拡大は、テクノロジや開発プラットフォームの話だけにとどまりません。購入方法についても、さらなる選択肢が提供されます。今回、新たに 51 か国で Azure の購入およびグローバル展開のデータセンターへのサービスのデプロイの際にクレジット カードをご利用いただけるようになりました。

また今回、Azure WebSites、API Management、Virtual Machines についても魅力的な機能更新が発表されました。これらすべてを含む更新の詳細については、Scott Guthrie のブログ (英語) (翻訳: SATO NAOKI ブログ: Azure: 新しいDocumentDB NoSQLサービス、新しいSearchサービス、新しいSQL Server AlwaysOn VMテンプレートなど) をご覧ください。