TFSの極意 vol.10 | 継続的インテグレーション(動画解説)
Team Foundaion Server(以下、TFS)には、自動ビルドの機能が備わっていることは以前にもご紹介しました。
その機能を利用し、継続的インテグレーションまたは、常時結合を実現することができます。
そのものズバリ!「継続的インテグレーション」という機能があります。
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こちらを設定するのは、「ビルド定義」の「トリガー」で「継続的インテグレーション」または、「ゲートチェックイン」を選択するだけです。
「継続的インテグレーション」を選択すると、チェックイン後に即、ビルドサーバー上でビルド、コード分析やテストが実施され、結果が返ってきます。
「ゲートチェックイン」を選択すると基本的な挙動は、同じですが、チェックインを行うのではなく、シェルブといういったん保留することができる機能を利用し、チェックインしたときと同じ状態にてビルド、コード分析やテストを行ってくれます。そして、成功した場合は、自動的にチェックインを行い、失敗した場合は、通知してくれます。
チェックインしてしまうとリポジトリにある意味ゴミバージョンが残ります。なにより、他の開発者の作業に影響を及ぼしかねません。シェルブで他の開発者に影響を与えずビルドサーバーに変更を伝達できれば、一番スマートですよね?それを実現できます(2010からの新機能になります。継続的インテグレーションは、2008から使えます)。
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では、継続的インテグレーションはどんなものか?動画でご覧ください:
動画は、WMV, MP4 でもダウンロードいただけますので、有用でしたら、職場やコミュニティの勉強会などでご利用くださいませ:
長沢