継続的フィードバック意義を体感する軽いワークショップをしました。その成果を公開。
先日、Microsoft MVP の皆様のイベント MVP Open Day にて、セッションを担当しました。そのセッション内にて、無謀にも、2つのワークショップを組み込んでみました。通常、マイクロソフトのイベントと言えば、Breakout Session というように、ワークショップ形式や、インタラクティブなセッションが多いわけではありません。しかし、米国でのマイクロソフトのイベントでは、チョークトーク セッションなどもあるし、普通のセッションでもインタラクティブに意見が飛びこんで来たり、途中から議論になったり・・・結構カオスですw
どちらが良いというわけでもありませんが、ALM を語るときに、もっと体感いただくといいのにとは常々思っていました。また、アジャイル コミュニティでは、あたりまえのようにワークショップが行われています。私も先日、XP 祭り 2011 (XPX) にて、Agile Buffet というワークショップを実施してきましたし。
実は、セッションにワークを盛り込んだのは今回が初ではありません。昨年の the Microsoft Conference Tokyo + Expo 2010 のセッションで実は冒頭にワークをしてもらっています。
さてさて、今回「継続的フィードバック」にちなんで、体感いただくワークをしました。内容を書いてしまうとまた、ワークやるときのネタバレになってしまうので、あえて、内容には触れないでおきますね。
参加した皆様には、チームとして共同作業と、個人として、単独作業で同じものを「描いて」いただきました。
各チームの成果:
個人の成果(の一部):
個人とチームで描いていただいたことには意味があります。また、絵を描いてとお願いをさせていただいた私自身も、細かいことはお伝えしていません。したがって、ご自身の絵と自身も加わって共同制作した絵も、まったく同じものにはならないのです。ソフトウェア開発の現場はどうですか?
顧客も、開発チームも目指しているそのソフトウェアには同じ思いがあるはずです。でも実際は・・・。ではどうするべきか・・・。その先は、私があちらこちらのイベントや、個別のご訪問でお伝えしていることにつながります。。。
今回セッションの中で、ワークを取り入れたのですが、反省点がたくさんあります。やはり時間が足りないということ、それに伴い、十分に結果の考察に時間がさけなかったこと(ほとんどやりっぱなしになってしまいました)。
# MVP の方々はさすがで、のみ込みの速さ、機敏な行動と非常に助けられました。ありがとうございました。
やはりやるならば、90分、120分の枠で、セッションとワークかなと思いました。
当面実施する機会ないのですが、やってみたいという方いましたら、お気軽にお声掛けください。