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【怒涛の2月ふりかえり♪】2/23 Tech Days 2010 - "Oslo"

※社内のトレーニングがあることをすっかり忘れて(内緒)、ふりかえりが滞留しました(トレーニングはとてもいい体験をさせていただきました)。

さて、Tech Days 2010 です。今年は、Visual Studio & .NET のトラックオーナーとして、そして、テクニカル セッション 2つの スピーカーとしてだったので、正直かなりしんどかったです。

まず、23日は、"Oslo" のセッションです。コードネーム "Oslo" は、 SQL Server Modeling に名称が決定し、良くも悪くも世界中で物議をかもしました(たぶん)。

2007年には、戦略的な構想としてビルゲイツより発表があり、2008年には、モデリングプラットフォームとしてその姿を世にだし、2009年、SQL Server Modeling です。

Tech Days ではセッションを実施しないという選択肢も考えましたが、Tech Days 2009 では、2セッションを実施し、満席に近いご参加者があったこともあり、"Oslo" の今をお伝えする義務があると考え、1セッションを実施しました。

よくよく考えてみると、Tech Days 2010 では、多くの技術が実現、具現化される中、"Oslo" は未だ CTP でリリース時期も明らかになっていない技術ということもあり、ある意味、もっとも PDC/Tech Days らしい技術だった気もします(ということで、セッションを実施してよかったと思っています)。

セッションでは、現状と方向性(の考察)をさせていただきました。個人的にも方向性に誤りはないと思っています。歩みについては、もう少し加速してほしいと感じるところもありますが、プラットフォームベンダーとして、一旦地に足つけるという決断(だと思っています。)は、必要なのだと思います。より多くの方々にご賛同いただき、ビジョンの実現にマイクロソフトだけではなく、業界としてパートナー様、ユーザー様、もちろん、開発者と歩んでいくための手段として、このやり方は、正しいと感じています。

肝心でもでは、動かないものも多く、申し訳ありませんでした <(_ _)>

理由その1、スクリーンが小さく、事前にフォントを大きくしていたのですが、大きすぎて自分でコード("M")を追えなくなってしまいました。もう問題はわかっていて、";" 忘れです( ; ; )

おいおいとなりますが、このブログでもフォローをさせてください。

理由その2、もともとバギーなデモ環境。前述のように現時点でリリース時期も未定、CTP のみ公開という代物だったのですが、さらに、開発途中のものを利用しています(ベースは、公開済みの CTP です)。できるだけ PDC09 で見せていたデモと同等のものを皆さんと共有したかったため、US の開発メンバーと交渉し、彼らが使用したものをもらってデモしました(それをさらに日本語環境でセットアップしたと)。

もともと、不安定かつ、動いたり動かなかったりする部分もあり、リスクを負いながらでしたが、残念なことにやはり動かないものがありました。申し訳ありません。

特に、Repository ~ SQL Server Modeling Services に関するデモは、ほぼ CTP ではお試しいただけないものになっています。しかしながら、このコンセプトとその体感はぜひしていただきたく、なんとかチャレンジさせていただきました。

でもでも、実は事前に試したところうまくいったデモが本番で失敗し、事前に一回もうまくいかなかったデモが、本番で成功した・・・という状況でした。

エバンジェリストである以上、単なる機能や技術の紹介はしたくなく、また、自分でリスクを負えるのもエバンジェリストのいいところだと思っているので、チャレンジ尽くしかつ、デモ失敗でしたが、何か持ち帰っていただけるものが一つでも多くあったら幸いです。

”Oslo", SQL Server Modeling については、今のところ、どこかで語る予定はありませんが、ご要望があれば、3/19 Agile Day 2 の LT とか、コミュニティさんのイベントとかもありかなと思います(タイミングによりけりですね)。

ながさわ(@tomohn