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【TechEd】 早期割引 30% オフは 7/30 – カウントダウン “6”

Tech・Ed Japan 2010

 

 


くどいですけどお付き合いください。(*^_^*)
あと 6 日 で 30% オフが終わります。


さて、今回はコンテンツの中身にメスを入れてみましょう。

まず、どうやってトラック分けが決まったかを書いておきましょう。もう 4 回も関与しているので例年との比較も整理してお届けします。本題に入る前に少し余談を書かせてください。

皆様、今 マイクロソフトの社内ではある標語があります。”We’re all in” というもので、社内中を駆け巡っています。場合によってはクラウド系のイベントとかでこの標語をご覧になったことがあるかもしれません。これは CEO の Steve Ballmer を筆頭に、マイクロソフトはクラウドに “all in” であるという意思を表しています。なんか聞いたことあるよなと思った人はギャンブラーですね (*^_^*) ポーカーのテーブルで全部のチップをかける時に使う言葉でもあります。それだけマイクロソフトは本気でクラウドが未来だと思っているということであり、全製品開発チームも含め、クラウドの世界でお客様、パートナー様のビジネスが成功できるように尽力することを表しています。ただ、「クラウド」という用語の定義は本当に様々に使われて、各ベンダーの意味するところが接頭語がつかないとわからないような言葉になってしまいました。マイクロソフトのソリューションでクラウドを目指した時、パブリック(BPOS・Azure)も、パートナー様の(Exchangeホスティングや Azure Appliance)も、プライベートも、組合わせたハイブリッド(AppFabricやサービスバスの活用など)も全部対応可能です。

なので、ある意味、トラックを考える時、敢えてクラウドというトラックを作る必要が無い、結局全部つながっているのであって、今までお届けしてきたテクノロジーの先の線は切れていないのだし、行ったり来たりできるのだし、テクノロジーの種類で例年通り分ける方針をとってもいいのではないかと私は思いました。しかし、製品担当の皆さんとのディスカッションや野村、松崎、安納と数々のディスカッションを重ねるうちに、マイクロソフトの本気度をお届けする意味では今年は「クラウド」トラックを作るべきだとの決断をみんなでしました。

去年のトラックを当然参考にすることになります。これは運営上、色々な考慮が例年されているので一番うまくスムーズに運営ができるからです。

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ちなみに 昨年の Tech・Ed のビデオは全部無料で公開されていますのでうまく活用ください。(*^_^*)

大概の場合、5つは堅いんです。OS系、DB系、Office系、開発ツール系、運用管理/セキュリティ系 に分類するのが普通でほぼ毎年このカテゴリーに微妙に手を加えるのが精一杯なんです。本当は米国でやっているように一週間で 500 セッションもできるんであればトラックは16個とか17個とかに明確にできるのですが、セミナー会場のコストの高い日本で実施する上ではあまりこのように選択肢がないんです。

あとは6つがアーキテクチャートラックになってみたり、昨年のようなもっと上空から IT を眺めてみるトラックを作ってみたり、そういう形になります。そう考えるとこの 6つ目のトラックがクラウドになったのはかなり明確で実は「これでよし」と思ったわけです。しかし、「クラウド」と言っても色々あるわけですから、他を眺めた時に「仮想化」をどう取り扱うかが議論になりました。特に6つに拘っているわけでもないのでじゃあ増やそうよということで、今年は7つになったというわけです。

さて、開発系のセッション=開発ツールのセッションではないのです。毎年どっちに含めるか悩むわけですね。今年は明確に開発者の皆さんだとどうお考えになるんだろうとみんなで思いを巡らしました。開発をしたい のではなくて、クライアントのアプリケーションを開発したい、サーバー側で動作するアプリケーションを開発したい、 そう考えるだろうなという結論を出しました。なので、今年の複数のトラックに開発者の方向けのセッションが含まれているのが注意です。

こうしてトラック分けができました。

ではどういうセッション数 配分でやるか、考え方は色々あります。2007年ころから採用していたのが、米国のトラックを日本のトラックにマップして比率を基礎に使うという考え方です。どれかのトラックが合計すると 50/500 になった場合には 70 に対して 10% 割り当てるという考え方です。本社には悪いんですが、米国での運営比率ではクラウドの比率が All In でないと私は判断しました。なので今年は日本市場に合うようにちゃんと決めることにしました。これで社内調整がおそらく 5 倍くらい大変になります。(-"-)

どのくらいクラウドに振るとその色が明確になるか考えました。結局 1/3 から始めることにしました。しかし、一つ大きな影響要素があって、それは実施済みの Tech・Days の存在です。同じ内容を届けるのであれば除外することにしようと決めました。その代わり、無償で公開している Tech・Days のビデオもきちんと案内しようと決めました。残りをどうするか。なんか MS って昨年まで IT Professional 向け、Developer 向け、Architect 向けという分け方をしてきたのですが、受講される側の皆さんの気持ちはどうなんだろうと考えました。内容を分類するのに単によりプラットフォームに近い=インフラ系、開発を伴うものの中身を取り扱う=開発系 でいいんじゃないかと。協議にかけたら結構それでわかりやすいと同意を結構得られました。あとは簡単でした。1/3 をインフラ系にしよう。残りの 1/3 を開発系にしようと順番に骨組みができました。

当然これで終わりではなく、リストを整理していく中で非正規化していくプロセスを通しました。その結果が今 サイトに上がっている時間割の中身になります。クラウド系を Azure 系を開発、BPOS 系をインフラとするのであればほぼ インフラ:開発= 50 : 50 になっています。

今年はこのようにすごく多くの人数を巻き込んで、時間をかけて意見を聞いて、その調整の結果を生み出しました。会場で私を見かけたら率直にこの判断がみなさんにとってどうだったか教えてください。全員が100%満足するセッションスケジュールというのはあり得ません。IT の仕事というのは人によってピースの組合わせ方が人により、業種により、時期により欲しいものが異なるからです。しかし、いただいたお声は必ず来年につなげます。なので遠慮なくぶつけていただけるとうれしいです。私は講師の一人なので青い講師シャツを着て歩いています。目立つようになんか目印でもつけようと思いますが、いずれブログとTwitterでお知らせします。着ぐるみは多分やりたいですけど、無理なので、イベントの雰囲気壊すので (*^_^*)