【TechEd】 セッションで話しきれないので先に補足しておいちゃう とりいそぎ。 Part 2
実は話しきれかったポイントっていくつかあって、その補足を書いておきますね。
○Hyper-V 環境の仮想マシン配置場所の設定を変更したい
要はレジストリですね。どんな方法でも問題ないですが、簡易なコマンドで実行するには下記。
reg add "HKLM\Software\Microsoft\Windows NT"\CurrentVersion\Virtualization /v DefaultExternalDataRoot /t REG_SZ /d D:\Virtual_Machines /f
reg add "HKLM\Software\Microsoft\Windows NT"\CurrentVersion\Virtualization /v DefaultVirtualHardDiskPath /t REG_SZ /d D:\VHDs /f
○統合サービス(IS)の実体はどこにあるの?
windir%\system32\vmguest.iso
○セッションで取り上げたカウンター以外で見ておくべきカウンターってある?
ホストのパフォーマンスを見る場合
· プロセッサー: Hyper-V Hypervisor Logical Processor > % Total Run Time
Processor > % Processor Time を使用しない
· メモリ: Memory > Pages Input/Sec
· ディスク: Physical Disk > VHDのボリュームを選択し、下記のカウンター。
Disk Sec/Read (15ms がスーパー簡単な閾値。)
Disk Sec/Write (15ms がスーパー簡単な閾値。)
Disk Write Queue Length(1よりも小さいことが閾値)
Disk Read Queue Length(1よりも小さいことが閾値)
○セッションで紹介、あるいはふれたツール
iometer
https://sourceforge.jp/projects/sfnet_iometer/releases/
cpustres
Windows 2000 Server Resource Kit
xperf
https://msdn.microsoft.com/en-us/performance/cc825801.aspx
○よく言われることでセッションで触れないもの ~ Common Sense 系 ~
Hyper-V データ(VHDやスナップショットなどなど)が入っているボリュームのアンチウィルス監視を無効にする。
複数のゲストの同時起動は避ける。I/Oの集中により極度に起動に時間がかかる。デモとかで焦ってもやらない、やってはいけない。
VHDファイルをホストしているボリュームを定期的にデフラグする。
VHDファイル内のフラグメントを解消するためにVHDのコンパクト処理を定期的に行う。
とりいそぎ開催直前にこの投稿もしておきます。(^_^)
情報の交通整理はセッション実施後にしますね!