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【★ミ】シルバー ウィーク だってさ。IT を根底から考えるいい機会かも。

あまり普段新聞読まないのですが、今 旅先なのでロビーに置いてある新聞を隈なく読んでいます。日経新聞のコラムにこんなのがあった。1965 年 9 月 24 日、国鉄(現 JRグループ)がみどりの窓口業務を開始した。なるほど 45 歳なんですね。人生でお世話になった回数はかなりの数に及ぶ人も多いでしょう。

ここで取り上げたいのはその内容の後。それまでは全国で共通の台帳を使用して管理し、電話で空席確認、予約をしていたらしい。なんか IT でいうトランザクションというものをめちゃめちゃ説明しやすい事例だと思った。一方で、自然災害などで大きな障害が発生した際に、今 各業界ではどういうバックアップ プランをしているのだろうか。昔読んだ小説で自然災害を模して銀行の IT 障害で窓口業務が止まってしまい、大混乱状態になるというものがあった。その現場にはいたくないものですが、その本ではベテランが大活躍をしたくだりになっていた。そう、相当前にはなるが、当時主流だった紙の伝票処理で凌ぎきったのである。業務の本質を知っているとこういうすご技も登場するというわけです。

今 私は登壇する仕事が多くて現場の構築には携わっていませんが、現場ばりばりだった当時も日々に追われてここまで本質的に考えてみる余裕はなかったです。皆さんはどうですか? 業務を隈なく知っている大先輩たちが IT という道具で苦労していたりしませんか。IT の仕事でも業務が大事です。あくまでも人のために存在する道具なはずなので。テクノロジー的には素晴しくても今 構築しようとしているものは本当に利用者が便利に使えるものですか?人の生産性を向上して便利になるものですか?なかなか現場では軽視されてしまうケースもあるのではないかと思う。こういう問いかけを現場にいた時には十分に考えられなかったことを大いに反省した次第。プロジェクトが終わることを優先していたのではないかな。

やっぱり IT は人の生活や仕事が便利になるものでありたいですよね。この原理に立ち返った時、やっぱり今 売れている製品、商品は結構この路線まっしぐらな気がするのは私だけだろうか。(^_^)