【AppFabric】 Tech・Days でお話した通り、Beta2 登場です
もう既に松崎も書いていますが、Windows Server AppFabric Beta2 がダウンロードできるようになっています。
[Info] Windows Server AppFabric Beta 2 が出ました ! が . . .
ここで松崎も取り上げているように、この Beta2 は Visual Studio 2010 RC、相当する .NET Framework 4 のバージョンに対応するもので、日本語版が VS2010 RC に関しては提供されないことから英語で動作を確認いただくことになります。
Beta1 と Beta2 の差異は上記のリンクにも書いていますが、下記のリンクでわかります。
.NET Endpoint Team Blog :
https://blogs.msdn.com/endpoint/archive/2010/03/01/windows-server-appfabric-beta-2-available.aspx
Caching 機能、つまり ”Velocity” の部分に関しては下記が追加されています。日本語にしておきます。
キャッシュクラスターを構成するためのPowerShell コマンドレットの追加
新しいコマンドは New-CacheCluster, Add-CacheHost, Get-CacheClusterInfo, Register-CacheHost, Remove-CacheCluster, Remove-CacheHost, Unregister-CacheHost になります。クラスター展開においてより細かい制御ができるようになりました。キャッシュサービスにメモリー利用量が高い時のスロットル機能
スロットル状態になっている際にサービスは 読み取り・削除 のリクエストは受け付けますが、書き込み・更新 操作は拒否するようになります。激しいページング処理をこの操作でカバーできるようになりました。スロットルが効いたことはイベントログに記録され、メモリーの空き容量を確保したり、ノードを追加したり、キャッシュ済みアイテム の期限や削除ポリシーの変更を行うように管理者に促してくれます。キャッシュサービスは二つの ETW チャネルへログする
「管理」チャネルは既定で有効になっており、キャッシュサービスの開始、終了、ハンドルされていない例外などを集めます。「操作」チャネルは既定では無効になっています。有効にした場合、キャッシュサービスのすべての警告を収集します。イベントビューアーでは Applications and Services Logs -> Microsoft -> Windows -> Application Server – System Services の箇所に記録されます。