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マイクロソフトのプラットフォームってオープンですか? 20100921

みなさん、こんにちは。
やっと涼しい空気が漂い始め、やっと秋の雰囲気が感じられるようになってきました。
とはいえ、まだやっと30度を下回る程度ですから、一昔前ではまだ夏場といった感じです。これも温暖化の影響でしょうか?

さて、私たちのチームではマイクロソフトの Web プラットフォームを広く多くの皆様に使っていただくための活動をしています。
ひとえにマイクロソフトの Web プラットフォームといっても、いろいろありますよね。Windows Server はもちろん、その一部である Web サーバーの IIS、データベースエンジンの SQL Server、アプリケーションエンジンである ASP.NET と様々なプラットフォーム製品を対象としています。
また、これらのプラットフォームをより上手に使っていくための Web プラットフォーム インストーラーといったツールなども担当しています。

ところで、これらの製品群ですがマイクロソフトの技術を使う場合はマイクロソフトのテクノロジーで統一しなければならないという誤解を持っていらっしゃる方が意外と多いようです。特に、今までマイクロソフト テクノロジーに触れる機会が少なかった方で、そういう誤解をされている方が多いようです。

もちろん、ASP.NET を使う場合は Windows Server、IIS は必須ですが、技術的には他社製のデータベースでも問題はありません。(もちろん、SQL Server を使っていただきたいですがw)
また、Windows Server 上で PHP や Ruby が動かないなんてこともありません。(もちろん、ASP.NET を使っていただきたいですよw)

このように、マイクロソフトのプラットフォーム製品はマイクロソフト製以外のプロダクトとも相互運用性を実現するように作られているのです。実際、競合とみられる他社さんと共同で動作検証なども行われています。また、企業だけではなく、OSS コミュニティとの共同検証やドライバなどの提供を行っていたりと広く相互運用性の実現を目指しています。
この辺の活動に関してはこちらのサイトで詳しく読むことができます。

と、こんな話を今更と思う方もこの Blog の読者の方には多いかもしれませんが、実はあまり知られていないという事実に接して、ちょっとショックを受けてみたり…ということでこのエントリーを書いてみました。

実はマイクロソフトのプラットフォームって意外とオープンなんですよ!