Freigeben über


微妙なマーケティング : St. Patrick's Day

クリスマス、バレンタインに続き、昨日はセイント パトリックス デイでした。3月17日です。緑色な日です。恐らく日本ではまったく無縁の日ですよね・・・
つねられなくて済むことは、充分ウェルカムだけど、ランダムなキスがないのが若干残念にも思えています、ロバートです。

絶対意味が伝わっていない気がします (爆)

 

アイルランドが中心の祭日で、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドあたりでも祝いの日としては認識されています → でもお休みではないです。

アイルランド人のステレオタイプなのか、当日は取り敢えずアルコール摂取量が半端ないです。そう言う日です。

実は、St. Patrick's Day も、宗教絡みの祭日なんですよね。まぁ、この日の名称を見れば大体見当はつくでしょうけど… Saint (略して St.) Patrick の日。このパトリックと言うアイルランドの守護聖人 (Patron Saint) を祝う日らしいです。

…らしい?
そう。アメリカ人として、この日は「なんとなく」緑色を身にまとい、ボストンを中心に、お酒を飲んで、ひたすら「Kiss me, I'm Irish」と言うことだと思っていました (爆)

 

それとなく、聖人の名前のようなので、宗教が何かしら絡んでいるんだろうな…くらいには思っていましたが、アイルランド系の友達も特にその辺のことを知っている訳でもなく…

 

クリスマスのように大きな祭日ではないけど、バレンタインとは同じくらいのレベルのものかな?なんて思うんですが… 何故か世界規模では浸透しないのが St. Patrick's Day。

この日は、知る限り、異教徒の祭日を塗り替える…と言ったものでもなく (クリスマスもバレンタインもそうですが)、イメージとしてはお酒と緑。バレンタインだと、愛と赤。かな?

 

なるほど。世界規模のマーケットとして、「愛情」は殆どの人に伝わるけど、「酒乱」は逆にひかれる (笑) と言うことなのかも知れないですね。

 

ちなみに、ボストンを中心に…と言うのは、アイルランド系の方たちがアメリカに移民してきた時、多くの人たちが現在のボストンの南側に住むようになったからです。

また、僕は理由を余り良く理解していないんですが、毎年シカゴではシカゴ川を緑に染めています… … …

 

 

ついでに、緑色がこの日にはメインにイメージとしてあると書きましたが、調べてみると実はブルーが St. Patrick の色らしいんです。
ただ、アイルランド=グリーン (サッカー好きの方なら分かりますよね?) と言うイメージや、シャムロックを服に付けることを「To wear green」と言う表現を持つことから、自然とアイルランドの守護聖人の祭日と言うことで緑になったようです。

 

調べてみると色々と出てくる意外な事実。
でも、それくらい、この祭日はマーケティングされていない (と言うか、アイルランド人そしてアイルランド系の方たちに特化したマーケティングがされている) 祭日なんですね。

と、上手くまとめてみたつもりが、多分まったくまとまっていないんだと思います。

 

そして、きっと誰も分からない事実として:
アイスホッケーの「St. Patrick」と呼ばれている Partick Roy。先日まで歴代#1のゴーリー (キーパー)だったんですが、St. Patrick's Day に、ホッケーの St. Patrick は#1の称号を、後輩ゴーリーに奪われました。
かなり個人的にホットなトピックなんですけど… www

 

それにしても、なんでハロウィンは日本でもなんとなくやっているんでしょうか…
あ… コスプレ?

 

はい…次回は、ちゃんとテクノロジに戻ります ( ^^)

Comments