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System Center 2012 SP1 更新プログラム最新版 (Update Rollup 4) に含まれる Operations Manager の更新プログラム (KB2880799) について

こんにちは。日本マイクロソフトの新木です。 

先日、System Center 2012 SP1 更新プログラム最新版 (Update Rollup 4) がリリースされたことを告知しました。

 

Update Rollup 4 for System Center 2012 Service Pack 1 がリリースされました

https://blogs.technet.com/b/systemcenterjp/archive/2013/10/24/3604864.aspx

  

今回は続報ということで、 Update Rollup 4 に含まれる Operations Manager (KB2880799) の更新プログラムについて詳細を説明します。

 

以下の弊社公開情報をわかりやすくまとめましたので、ご確認ください。

 

システム センター 2012年操作マネージャー Service Pack 1 用の更新プログラムのロールアップ 4 の説明  

https://support.microsoft.com/kb/2880799/ja

 

 

 

本更新プログラムにより修正された既知の問題について

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 この更新プログラムには、以下既知の問題に対する修正が含まれています。

 

既知の問題 1

Windows PowerShell スクリプトまたはモジュールは、AllSigned 環境では実行できません。

既知の問題 2

 GSM マップ ダッシュ ボードでは、Microsoft SQL Server のタイムアウトのため場所のポイントは表示されません。

既知の問題 3

 ID: 5140 のセキュリティ イベントを監視する場合、誤った警告が生成されます。

既知の問題 4

エンドポイントが列挙されるときに、空のターゲット
グループが作成されます。

 既知の問題 5

 一般的なパフォーマンス レポートのエクスポート後にオブジェクト データを格納しません。

既知の問題 6

 Windows 7 のSP1 x86 ベースのコンピューター上のネットワーク ノードのダッシュ ボードを開くときに、コンソールがハングします。

既知の問題 7

 英語以外のロケールのシステムで Windows PowerShell を使用してユーザーロールを作成した場合、表示名や説明がコンソールに表示されません。

既知の問題 8

コマンドレットを使用してグループの上書きやサブグループ グループの追加を行うと、クエリ プロセッサ内部リソースの不足を示すエラーが発生します。

既知の問題 9

 ダッシュ ボードでオブジェクトを選択すると、「クエリ プロセッサ内部リソースが不足」エラーが表示されます。

既知の問題 10

ネットワーク探索を実行するときに、同じデバイスの重複するエントリがデータベースに追加可能性があります

既知の問題 11

可用性レポートが空白のまま表示されます。

既知の問題 12

アドバイザー の監視エージェントの状態が常に警告となります。

既知の問題 13

Operations Manager のバージョンをアップグレードすると、APM の監視が機能しません。

既知の問題 14

IIS 8.0 と IIS 7.0 のモジュールで HTTP バインドが存在しない場合、web サイトの検出または 監視が実行されません。

 

その他UNIX および Linux の監視についての既知の問題

 

 

本修正プログラムは、Microsoft Update から適用するか、手動で更新プログラムをインストールする方法があります。

以下に、手動で更新プログラムをインストールする方法についてご案内します。

 

本更新プログラムを手動で適用する方法について

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 Operations Manager の更新プログラムは以下からダウンロードすることができます。

https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=2880799

 

SCOM管理サーバーに対しては、上記ダウンロード
サイトより以下更新プログラムをダウンロードして適用してください。

 

A.) Operations Manager Server の更新プログラムのロールアップ (KB2880799)

B.) Operations Manager Console の更新プログラムのロールアップ (KB2880799)

※ 適用時には、上記のA.) -> B.) の順序にて適用いただく必要があります。ご注意ください。

 

A.) の適用方法

====================

- Operations Manager Server の更新プログラムは、フォルダ形式でダウンロードされます。

  フォルダ名は 「Update Rollup 4 for Microsoft System Center 2012 SP1 - Operations Manager Server (KB2880799) 」 です。

- フォルダの中のCAB ファイルを選択し、インストール対象サーバーの任意の場所に展開します。

- 展開先フォルダへ移動し、管理者権限でmsp ファイル (KB2880799-amd64-Server.msp) を実行します。

※コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行することで、管理者権限で msp ファイルを実行することができます。

> msiexec.exe /update <ファイル名>

例) msiexec.exe /update KB2880799-amd64-Server.msp

 

 

B.) の適用方法

====================

- Operations Manager Console の更新プログラムは、フォルダ形式でダウンロードされます。

  フォルダ名は 「Update Rollup 4 for Microsoft System Center 2012 SP1 - Operations Manager Console (KB2880799) 」 です。

- フォルダの中から、対象の環境に該当する CAB ファイルを選択し、インストール対象サーバーの任意の場所に展開します。

  (例:x64 日本語環境の場合はall-kb2880799-amd64-jpn-console_124190dc091c650ee892930ce90a215ce67a4d8d.cab)

 

- 展開先フォルダへ移動し、管理者権限でmsp ファイル (例:x64 日本語環境の場合はKB2880799-AMD64-JPN-Console.msp) を実行します。

※コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行することで、管理者権限で msp ファイルを実行することができます。

> msiexec.exe /update <ファイル名>

 

 

エージェントで監視するコンピューターに対しては、上記ダウンロード
サイトより以下更新プログラムをダウンロードして適用してください。

 

C.) Operations Manager Agentの更新プログラムのロールアップ (KB2880799)

 

C.) の適用方法

====================

- Operations Manager Agent の更新プログラムは、フォルダ形式でダウンロードされます。

  フォルダ名は 「Update Rollup 4 for Microsoft System Center 2012 SP1 - Operations Manager Agent (KB2880799) 」 です。

- フォルダの中から、対象の環境に該当する CAB ファイルを選択し、インストール対象サーバーの任意の場所に展開します。

  (例:x64環境の場合は all-kb2880799-amd64-agent_712ee869ae43f2856d1d49d91618f2b48b57e741.cab)

 

- 展開先フォルダへ移動し、管理者権限でmsp ファイル (例:x64 日本語環境の場合はKB2880799-AMD64-Agent.msp) を実行します。

※コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行することで、管理者権限で msp ファイルを実行することができます。

> msiexec.exe /update <ファイル名>

 

【メモ】 Operations Manager Agent の更新プログラムのロールアップ (KB2880799) につきましては、管理サーバー側を最新版にした後でプッシュ インストールするのであれば、上記ダウンロードサイトから手動で更新プログラムをインストールする必要はありません。

 

なお、Web コンソールや Audit Collection Services (ACS)、Gatewayサーバーを利用している場合には、上記ダウンロードサイトから各コンポーネントの更新プログラムのロールアップ (KB2880799) をダウンロードし、適宜インストールしてください。