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System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 Cumulative Update 3 が利用可能になりました

こんにちは。System Center サポート担当の岩丸です。

System Center 2012 Configuration Manager Service Pack 1 Cumulative Update 3 が、hotfix KB 2882125 としてダウンロード可能となりました。

https://support.microsoft.com/kb/2882125

このアップデートでは、様々な修正点、Endpoint Protection クライアントの新しいバージョン、そして Windows 8.1 ベースのクライアントのサポートが提供されます。

 

CU 3 における、SQL スクリプトの変更点

CU3 では、新しいバージョンの SQL CLR ストアド プロシージャが導入されます。

この変更によって、update.sql スクリプトを手動で実行してアップデートする場合には、いくつかの追加のステップが必要となります。

CU3 のインストール後に、手動で update.sql スクリプトを実行するには、以下のステップを実行してください。

 

サイトサーバーにサイトデータベースがインストールされている場合

1. CU3 アップデート後に、サイトサーバー上で \bin\x64\MessangeHandlerService.dll ファイルの場所を確認します。

2. Configuration Manager インストールフォルダ配下の、\hotfix\KB2882125 フォルダ内に存在する、update.sql ファイルをテキスト エディターで開き、以下の文字列を検索します。

[[SMS_ROOT]]\bin\x64\MessageHandlerService.dll

この文字列を、このファイルが格納されている場所のフルパスに置換します。

(例) C:\Program Files\Microsoft Configuration Manager\bin\x64\MessageHandlerService.dll

3. SQL Management Studio でサイト データベースに接続し、update.sql スクリプトを実行します。

 

サイト データベースが、サイトサーバー以外の、リモートの SQL インスタンスにインストールされている場合

1. CU3 アップデート後に、サイトサーバー上で \bin\x64\MessangeHandlerService.dll ファイルの場所を確認します。

2. 上記のファイルと update.sql スクリプトを、SQL サーバー上へ一時的にコピーします。 (例) D:\Temp など

3. SQL サーバー上で update.sql ファイルをテキスト エディターで開き、以下の文字列を検索します。

[[SMS_ROOT]]\bin\x64\MessageHandlerService.dll

この文字列を、このファイルが格納されている場所のフルパスに置換します。

(例) D:\Temp\MessageHandlerService.dll

4. update.sql スクリプトを実行します。

5. 2. で手動コピーした DLL ファイルとスクリプトを削除します。

 

手順は以上となります。

 

他の累積的な更新と同様、今回のリリースもオプション的なアップデートであり製品のライフサイクルには影響しません。

累積的な更新についてのより詳細な情報につきましては、以下の技術文書およびブログ記事 [英文] をご参照ください。

System Center 2012 Configuration Manager の更新
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj553405.aspx

New cumulative update servicing model for System Center 2012 Configuration Manager [英文]
https://blogs.technet.com/b/configmgrteam/archive/2012/08/10/new-servicing-model-for-configmgr.aspx

 

※追記

CU 3 以降に発見された問題に対するホット フィックスが、以下の通り公開されました。

システム センター 2012年構成マネージャー sp1 では、ポスト CU3 の更新 https://support.microsoft.com/kb/2894539

このホット フィックスにより解決される問題は以下の通りです。

問題 1 : CU3 適用の SQL のパートにおいて、SQL インスタンスの日時が DD/MM/YYYY フォーマットで定義されている場合に適用が失敗します。

問題 2 : すべての Windows RT および すべての Windows 8.1 Preview が、サポートされたプラットフォームのエントリ リストに表示されません。

問題 3 : タスクシーケンスにおいて、オプションタブの条件に Windows 8.1 を含む場合に例外が発生します。

 

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