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SQL Server 2008 開発コードネーム 「Katmai」 の情報公開始まる

マイクロソフトの星川です。

 

すでにいろいろな国内、海外メディア、ブログ等でカバーされ始めてますが、SQL Server の次期製品である開発コードネーム「Katmai」 について US の5月の BI Conference、今月6月の TechEd 2007 より幅広い情報公開が始まりました。日本でもすでに SQL MVP の皆様や共同開発・検証などを計画されている一部のパートナー様、お客様とはコミュニケーションを開始させていただいております。正式な製品名を SQL Server 2008 と決定し、よりお客様の声を反映しながら2008年中のリリースを予定してます。今後幅広く弊社イベント等を通してより全貌をご紹介させていただけると思っております。

 

現在は情報の時代であり、こうしている間にも数十億という人々が実際にインプットして作られるものから機械的に作られるものまで、驚異的なペースでデータが増加しております。いわゆる Web 2.0 も含め様々なシステムのバックエンドには必ずといっていいほどデータベースが存在し、その数、データの量は爆発的に増えていっております。これらの状況に対応するため、我々の Vision である Your Data Any Place, Any Time を実現に近づける製品開発を全世界にて進めております。SQL Server 2005 (開発コードネーム Yukon) で長い歳月をかけお客様のフィードバックを反映しながらじっくりと製品開発を進めてきました。そして、単なる RDBMS ではないデータ・プラットフォームとして IT Pro、Developer、そして Information Worker の方々の生産性をより向上させることを目標に進化しております。その過程において SQL Server の開発を主に担うデータ ストレージ プラットフォーム開発統括部はより大規模なチームに成長し、複雑な製品・技術を扱うようになりました。過去の製品リリースにおいて様々なことを全世界のお客様を通じて学び、今回複雑になった開発プロセスを大幅に見直し、より予測可能な質の高いリリースにしていく予定です。

SQL Server 2008、および US TechEd の情報は以下の日本語でのプレスリリース抄訳をご参照ください。

https://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3053

https://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3091

また、以下のマイクロソフトUSサイトもご覧ください。Community Technology Preview (CTP) ビルド (英語版のみ) がすでにダウンロード可能です。

https://www.microsoft.com/sql/prodinfo/futureversion/default.mspx

 

コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。