Prism の .NET 4.5 対応と Windows 8 ストアアプリ(LOB)ガイダンスのご紹介
.NET 4.5 で稼働するPrism の紹介と、Windows 8 Line of Business (LOB) アプリケーション用ガイダンスについてのご紹介です。こちらのブログの内容を紹介しています。
現在、.NET 4.5 上の Prism についてはテストが行われており、2-4週間以内にリリースされる見込みだそうです。年明け早々かな?お待ちください!
今すぐ試したい場合には、Prism 4.1 コードを download center からDLして試してみてください。Visual Studio で読み込むと、プロジェクトを .NET 4.5 対応にアップグレードする必要があります。また Common Service Locator (https://commonservicelocator.codeplex.com/releases/view/17694) のPortable Class Library バージョンをコピーする必要があります。さらに、Unity 3.0 dll 群 (https://unity.codeplex.com/releases/view/92699) を、適切なライブラリフォルダにコピーする必要もあります。 また現在、どのようにして Prism Phone ライブラリをアップデートできるかを評価中だそうです。
Windows 8 Line of Business (LOB) ガイダンス
Kona プロジェクトいうものだそうです。これは、Windows 8 のLine Of Business (LOB) アプリケーション用のガイダンスです。最初は、Prism for WinRT と呼ばれていたようです。しかしながら、多くの方が、Windows 8 上で Prism を動かした場合にどうなるかを知りたいはずです。そこでぷプロジェクト名を、Prism WinRT から、Windows 8 LOB ガイダンスに変えたそうです。その方がプロジェクトの内容を正確に表しているためです。
プロジェクトのゴール
Windows 8 における、Windows ストアアプリと .NET の Line of Business (LOB) アプリケーション用ガイダンスの、詳細なドキュメントとリファレンス実装を提供します。このガイダンスは、メンテナンス可能でテストが容易なアプリケーションの作成法にフォーカスします。
アプローチ
Windows ストアアプリLOB開発に最も役立つものを目指しています。また、プロジェクトの一部として、どの Prism の機能が Windows ストアアプリ開発に合致するのかを評価したいと思っています。現在は、MVVM および Delegate コマンドが役に立つと考えていますが、Modular deployment はそれほどでもないと考えています。同時に、Porting regions の代わりに、ViewModel 階層を使った UI Composition も完成できると考えています。
スコープ
製品カタログと、ショッピングカートを使ったシナリオを準備しています。これにより、商品を表示し (製品カタログ) 、フォームを作成してデータを入力します (チェックアウトのプロセス)。リファレンス実装は、AdventureWorksをベースにしており、どのようにこのシナリオに基づいて開発するかを示します。下記に青いラインを引いたところまで最初のリリースで実装予定ですが、これらについてのフィードバックも求めています。
Windows ストアアプリの特長
Line of Business
patterns & practices
- MVVM と Unit Testing
- UI コンポジション (ViewModelのコンポジションを通じて)
- Delegate コマンド
- 疎結合 pub/sub
- Modular development と Team independence
成果物とスケジュール
上述した通り、リファレンス実装とそれをサポートするライブラリを実装中のようです。ワードドキュメントや PDF でWindows Dev Center にドキュメントがリリースされます。言語は C# で書かれる予定です。
2013年の第1四半期にリリースを予定しているそうです。新しい Codeplex プロジェクトとして起こされ、そこにドキュメントやコードがポストされることでしょう。
現在のページデザインコンセプト
ここで紹介されているのは、現在次点でのページデザインのラフスケッチです。これらのページは UX レビューを経て、リリースされることになるようです。
カタログハブページ
プロダクト詳細ページ
いかがでしょう?期待できますね。またのUpdateをお待ちください。
鈴木 章太郎