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Windows Phone 8.1 アプリ開発を始める方へ(基礎編)

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この記事のURL https://aka.ms/wpjp  開発編はこちら 

Windows Phone 8.1 とは

スマートフォン(ARM CPU)用の Windows OS。カーネルは Windows と同じ NTカーネルを採用しているが、アプリケーション等のバイナリレベルでの完全互換性は 8.1 のバージョンでは無し。

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今の OS のシリーズは 7.0 から始まり 7.5 にアップデートしたが、8.0からカーネルを現在のNTカーネルとした際に、新しいCPUをベースに設計したため既存の 7.x から 8 へのアップデートはできない。8 以降は 8.1、8.1 Updateと続き、Windows 10 for Phone  にもアップデートできる予定。Windows 10 ではOSのコアが統合されさらに、Windows との共通化が図られると期待されています。

情報についてはこちらを見るといいでしょう。https://www.windowsphone.com/ja-jp/how-to/wp8

Window Phone のシェア

すいません、詳細な数字は今ないですが 全世界で3%とか5%とか言われてますね。国によっては10%から20%に達する国や、iPhone よりもシェアが高い国もごく一部あります。が、まぁ残念ながら平均的にはこの数字。さらに日本は IS12T(Windows Phone 7.5)の発売以来新しい端末が市場に出ていません。(2/22現在)


https://wmpoweruser.com/strategy-analytics-award-windows-phone-3-market-share-in-q4-2014/

とはいえ、1000万台スマフォが出れば30-50万台はWindows Phone だったりするのでアプリケーションの市場としてはユーザーがいないわけでもないですけどね。

Windows Phone のアプリの提供形態

iOSのApp Store や Android の Google Play と同じように Windows Phone にも Windows Phone ストア があります。仕組みはほとんど同じで開発者がアプリを開発して申請すると、Microsoft が審査をして、審査を通過した場合はストアに公開されます。現在は200か国以上の国に対してそれぞれストアがあります。ユーザーは自分の国向けに公開されたアプリをダウンロードして使うことができます。

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尚、前述のとおり Windows とはアプリの互換性はなく、デスクトップもないので Windows のアプリは動作しません。また、 Windows 8 にも Windows ストアがありますが、こちらは現在はWindows Phone ストアとは別のストアであるため、Windows ストアにあるアプリを使うことはできません(ただし、両対応アプリとして公開されているものがありそちらは利用可能です)

Windows Phone のアプリの数

Microsoft by the numbers の数字を見ると Windwos と Windows Phone ストアの数字を合わせると 585,0000本のアプリがストアに公開されています。区別はわかりませんが、40万本近くが Windows Phone 用のアプリだと思われます。デバイスのシェアと比べると比較的アプリは多いともいえるかもしれません。

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Windows Phone の大きな特徴とは

まずは、タイル UI があげられます。アプリケーションのショートカットでもあり、Widget 的な要素も含みます。アプリケーション自身からタイルに情報を表示することも可能ですし、クラウドからのプッシュ通知でデータを表示することができます。タイルにはアプリだけでなく、例えばWebさいとのショートカットや、よく連絡する人、良く聞くアルバムなど、personalな情報も置いて気軽にアクセスすることができます。

Windows Phone のスタート画面へのアプリの追加

フラットデザインでハイパフォーマンス。OS当初からフラットデザインを取り入れ情報を収集しやすいデザインとなっています。コンテンツ以外の余計な情報を排除する、という基本思想でより無駄を省いたデザインになっています。それもあってどのデバイスでも、スムースに動作させることができます。

メールやアドレス帳情報などクラウドにある自分の情報とSNSを組み合わせた情報連携モデルが基本となっています。アドレス帳は複数のメールシステムそれぞれが持つアドレス帳やSNSのリストを統合した形でのアドレス帳を形成、スケジュールも同じく複数のソースを統合して表示、管理することができます。それぞれの情報はタイル、ロック画面、アクションセンタ、トースト通知と様々な形で通知されるため、アプリを開かなくても最新の情報を取得できるようになっています。

Windows Phone での連絡先の追加

セキュアであることも特徴。アプリによるセキュリティの驚異の問題はよく聞きますが、Windows Phone ではアプリからシステム情報を書き替えることがほぼできません、ファイルアクセスも無理、ボリュームコントロールさえもAPIがありません。アプリからほかにどんなアプリがインストールされているのか知ることもできません。さらにOS自体はPCの暗号化システムである Bitlockerで暗号化されており、情報がここから抜かれることもないでしょう。もちろん万が一紛失した場合でもリモートワイプ等の機能はWebから呼び出すことができます。