えっ!Windows Server 2016 の書籍販売開始!?
そうなんです!
マイクロソフトのインフラ技術を知る人にはおなじみの山内さんが書いてくれました! ありがとうございます!!!
https://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P98530.html
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まだ製品が出ていないのに?
そこは気にしないほうが良いと思いますよ。
なぜなら、Windows Server 2016 を Windows Server の次期バージョンとしか認識していないと、後で寂しく辛い思いをするからです。
この本を見てもらえればわかると思いますが、Nano Server や Container や OpenGL やネットワークコントローラーや Azure Stack ・・・などなど、これまでのマイクロソフト技術の歴史に無かったものが、Windows Server 2016 と共に出てくることになるわけですから、今のうちにこの本に目を通しておく価値は十分にあります。
あれ、8月末に Windows Server 2016 Technical Preview 3 (TP3) が出たんじゃなかったっけ。それ載ってるの?
よくご存知で^^
はい、そこは山内さんがめちゃくちゃ頑張ってくれて(編集者談)、113ページにもなる本編並みの付録として TP3 の情報を提供してくれていますのでご安心を!
まずは書籍本編ですが、
- 製品のコンセプト
- インストールとアップグレード
- 初期設定とリモート管理
- Active Directory
- Software Defined Storage (SDS)
- Hyper-V
- その他 (リモートデスクトップサービスと SDN)
インストールのところには VHDブートやSysprep の記載まであり、期待の高い Nano Server についての記述にも枚数を割いて解説してくれていますし、Active Directory のところは証明書サービスやフェデレーションサービスまでフォローしてくれて、Windows 10 や Azure AD の記述もあります。
そして、クラウドファーストを意識した Hyper-V については、基本機能や解説から始まり、Windows Server 2016 Hyper-V のウリの1つでもある Host Guardian Service や Shielded VM の設定方法までが網羅されています。
もちろん、山内さんらしいコラム的なポイント解説がたくさん含まれていて、実際に実行するPowerShellコマンドが書いてくれているので、Windows Server 2016 の簡易設定ガイドとしても使えます。
さらに、TP3 ベースの付録には、OS インストールから Nano Server 展開、TP3 と共に世の中に出てきたコンテナ技術の操作、VDI までもが網羅されいています。
そして、この本というか山内さんの解説の特徴として、いろんなコマンドが出てきます!
- Dism
- Diskpart
- BCDEdit
- winrm
- djoin
- net use
- net user
- netsh
- sconfig
- MpCmdRun
- WMIC
- NETDOM
- adprep
- win32tm
もちろん、いろんなPowerShellコマンドにも出会えますし、他のコマンドも出て来るんです。
現場では、実際にやってみようと思ったときに「うっ」と作業が詰まってしまうことはよくあると思いますが、Windows Server 2016 は非常に大きなコンセプトと世界観を背負って登場する予定なので、今のうちからこの本で勉強をしていただいて、その時に備えていただければと思います。
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私の場合Windows Server 2016 の新機能の意味やコンセプトは十分に理解しているものの、私的な用事もあって製品とゆっくり向き合えていないので、あらためて勉強モードで読ませてもらうつもりです。
みなさんもぜひ、手にして見てください!!
日本マイクロソフト 高添