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Ignite@Atlantaの簡易報告と、日本でのイベントTech Summit について

皆さん、こんにちは。高添です。

9月の最終週にアトランタで開催したイベント Microsoft Ignite に参加してきました。

Microsoft Ignite とは「マイクロソフトのポテンシャルとパワー、エコシステムを体で感じることができる巨大なイベント」です。

このイベントは、23000名もの参加者が集まる巨大なイベントで、ブレークアウトセッション数だけでも600を超え、そこにシアターというミニセッションが400弱。エキスポもハンズオンもあり、それを受け止めるイベント会場の大きさは、セッションルームの端から端まで歩くのに15分以上もかかってしまうくらい・・・全部を理解したければ、体が10個あっても足りない・・・そんなイベントでした。

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さて、そんなイベントへの参加報告もかねて、少し今年のIgniteで感じたことを書いておこうと思います。

まず、私のブログを見てくれている方は「 Windows Server 2016の正式発表の場だった」というのが大きなポイントでしょう。実際、キーノートの中で正式発表も行われました。

ただ、これまでのように新製品の名前と「Announcement」というスライドだけで会場が沸き上がるといった光景はありません。

マイクロソフト自身がTransforming(変革の途中)であり、これまでのようなプロダクトを軸としたメッセージに自ら終止符を打ったといえます。

正直、十年以上 マイクロソフトのエバンジェリストとして活動し、 Windows Server 2003 R2のタイミングから新製品発表の先頭に立たせてもらっていた身としては、少し寂しい思いがしました。

と同時に、あらためて”メッセージ”の重要性に気づきました。

私は新製品の情報をお届けするという仕事をしている時から、メッセージを届けたいと思っていました。機能の話は必要です。ただ、新製品にも新機能にも生まれた背景がありメッセージがあります。機能はドキュメントに書いてありますが、メッセージは伝える必要があります。そして、メッセージが伝わるかどうかが製品や機能の採用に大きく影響するのだと信じています。

なので、今回のイベントに参加をし、寂しい思いをしたのと同時に、ようやく本来の姿になってきたんだなあとホッとしたのもそのためです。

メッセージありきというのは、Satyaが最初のキーノートにメインで登場せず、Innovation Keynoteと題して自らのメッセージを伝えていたことからもうかがえると思います。

今回はそれを分けました。とても良いと思いました。

マイクロソフトにとっても、聞いてくれているお客様にとっても、両方とも大事なので、別でよいのです。

そして、ブレークアウトセッションの内容もかなり充実していました。

キーノートでプロダクトが主役ではなくなっていたものの、ブレークアウトセッションではプロダクトやテクノロジーが主役です。ここも大事!

ちなみに私は、イベント全体を理解したいほうなので、いろんなセッションに出てみたり時間を見つけて普段接することがないプロダクトのスライドを眺めたりするのですが、今回はAzure Stackの最新情報をすぐに日本に持って帰る必要があったので、久しぶりにターゲットを絞っての参加でした。

すごく充実した一週間でしたし、日本からご参加いただいた多くの日本人の方ともお話をさせていただきました。

さて、来年はオーランドです。

行って損はありません。それだけは断言します。

それでも海外のイベント参加はさすがに難しいという方も多いでしょう。

それなら、日本のイベントにご参加ください。

Microsoft Tech Summit ※ 皆さんが一番知りたいであろうセッション一覧はこちら

午後半日のセミナーとかではなく、2日間丸ごと技術漬けになることの素晴らしさを感じることができるはずです。

私は、セッションを4つ担当します。

・Microsoft Datacenter Platform Vision & Strategy

・最新技術満載の Windows Server 2016 が描く未来

・デモで比較! Azure & Azure Stack

・Microsoft Azure Stack IaaS Deep Dive

全力でメッセージを伝えるつもりです。

また、このイベントには、 Azure 、オンプレミス、データプラットフォーム、アプリプラットフォーム、Windows 10、セキュリティ、運用管理など、さまざまなセッションをご用意していますので、私のセッションだけでなく他のセッションにも是非ご注目ください。

「頭の中が新しいキーワードでいっぱいだ。もう無理、疲れた。でも、すごく楽しかった。」

くらいが良いです。

その疲れが、自分を成長させてくれますので。

まだという方は是非会社にOKをもらってお申し込みください。

それでは、会場でお会いしましょう!