おかげさまで完売! de:code 2015 の私のセッション情報を案内します!
いろいろありましたが、ようやくここまで来ました。
まずは参加を決めていただいた皆様、どうもありがとうございます!
セッションのタイムスケジュール(各セッションがいつ行われるかなどの時間割) も公開してありますので、一度ご確認ください。
https://download.microsoft.com/download/E/C/C/ECCA6645-D091-4731-BA5A-33A0B5DD703C/decode2015_timetable.pdf
さて、その中で私が担当するセッションの情報も軽くお伝えしておきます。
[初日]
13:25~ SPL-001 de:code special session ~マイクロソフトが考える 5 年後を見据えた技術提言~
- 萩原をメインに、野村、荒井、そして私が少し先を見据えてITの方向性についてお話をします。
- 私はもちろんプラットフォーム担当で、持ち時間15分弱です
- このセッションですが、事前の打ち合わせで一緒に登壇する3名から出てくる言葉や思いが凄いんです
- 本当にIT業界のことを思ってるんだな、心からITが大好きなんだな、と、私より年配の方々から感じられるのはとても楽しいことです
- ただ、そもそも内容が難しいので、あとは当日どこまでわかりやすく話せるか?も重要です
- そこは、みんな悩みながら準備してます
- 私はそこが比較的得意なのでサクッと準備しちゃいましたが(笑)
17:25~ CDP-008 MS版Docker誕生! Windows Server Containers とは?
- まだ動くものがありません
- しかし、そのポテンシャルは計り知れません
- Azure もLinux のContainer に依存したサービスの提供を開始し、いずれはこのWindows Server Containers がサービスになるでしょう
- そのくらい大切です
- このセッションでは、コンテナって何?からスタートをして、Windows Server のコンテナ技術の解説も行います
- みせるものがないのも寂しいので、本社の開発チームが海外で実施したデモビデオをわかりやすく加工するつもりです
- なぜサーバー仮想化じゃないのか?それはこのセッションでわかってもらえるはずです
[2日目]
9:30~ WIN-002 Windows 10 “Windows as a Service”
- このままじゃ、何のセッションかわからないかもしれませんね(笑)
- Windows 10 は1年間無償提供され、その後も新機能は無償で提供しますが、なぜそこまでMSは方向転換をしたのか?をお話します
- そして、Windows 10 のアップデートサイクルやツールの話もします
- 更には、アップデートし続けるOSに対するアプリケーション側からのアプローチも話します
- 要は、企業内で Windows クライアントの展開・運用・管理をしている人も、アプリケーション開発者の方も、マイクロソフトのビジネスに何かしら関わっている方には知っておいていただく必要のある内容になってます
13:50~ MOP-010S 運用管理者のための DevOps
- ハードウェアや仮想化、最近だとクラウドのIaaS も面白いですが、常に何のためのインフラか?誰のための運用か?は問い続ける必要があります
- そして、「アプリケーションを意識しない運用管理者に未来はない」くらいの気持ちになってしまうことがあります
- たしかに、これまでとは違う目線で物事を見ないといけないので、簡単ではないかもしれません
- ただ、運用管理者には絶対に知っておいてほしい。。。と思ったのでDevOps セッションを作りました
- 25分のショートセッションですが、DevOps の難しさ、それでもやるべき理由、使えそうなツールなどの話をします
15:55~ CDP-009 次期Windows Serverに実装されるクラウド生まれのSDN
- これまでの数年間、私が語ってきたSDNをバージョン1だとすると、これから出てくるのはバージョン2です
- 実は SDN バージョン2もまだ動くものがないです
- それでも、バージョン2は大きく変わります
- Data Planeと Control Plane、Management Plane を分離し、さらには Network Functions Virtualization まで包含します
- ネットワークの世界では、マイクロソフトのテクノロジーだけで済むとも思ってませんから、どう連携することを考えているかも話します
- これを知れば、凄くインパクトのあるデータセンターができるかもしれません
- セッションでは MS SDN V1のおさらいを軽くしたうえで、V2について解説します
18:35~ CDP-016 これが噂の Nano Server ~期待に応えるために小さくなった次期サーバーOS~
- セッションのほとんどは小塚さんにお願いしています
- 安心できるし、新しい技術への対応力がものすごいし、何よりもMSの技術戦略を理解してくれてますから
- ただ、どうしてもMS社員としてメッセージが必要な内容だと思いました
- なので6つ目のセッションですが、最初に少しだけ登壇します
- 内容は、めちゃくちゃ面白いです
- サーバー界のHololendsか! と言いたくなるくらいインパクトがありますし、MSの本気度がわかってもらえるはずです
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さて、全部バラバラなように見えますが、実はそれぞれが深く関係しています。=だから担当できるんです(笑)
たとえば、Container や Nano Server は DevOps 的な要素が非常に強いテクノロジーです。
SDN もマイクロソフトにとってはクラウドという新しいビジネスモデルになくてはならないテクノロジーでした。
SDNがないとAzure はサービスとして成り立たないんです。
この2年くらい Transform the Datacenter と叫んできましたが、このイベントで、そして新しいテクノロジーたちによって、Transformation を加速させるきっかけが作れるかもしれないと思ってます。
ちなみに、様々なプラットフォームの進化は、最初に話をする「5年後への提言」がすべてのきっかけを作ってくれます。
軸は「ビジネスのための IT とは何か?」「人のためのITとは何か?」です。
結局はそこです。そのためにテクノロジーが大きく進化をしているんです。
なんだかMSは変わったなあと思ってくれる人もいるでしょう。
なぜか?その答えは2日目最初の Windows as a Service にあります。
Windows as a Service は、Windows 10 の話でもありますが、単なるクライアントOSの話だけではありません。
マイクロソフトがどれほど新しい世界にかけているか?を知っていただくためのセッションです。
サーバーがこれまでには無い進化を遂げようとしているのは WaaS に本腰を入れられる企業風土ができつつあるからです。
そして、単にビジネスだけではなく、人のための IT とは何か?を考えた結果にWaaS があります。
ビジネススタイル、ワークスタイル、そしてライフスタイル。この3つすべてにアプローチするのが Windows 10 であり、WaaS なのです。
どれもこれも、セッションを担当させてもらえるのはありがたいことです。
4つはほぼ出来上がったので、あとはDevOpsとコンテナのスライドを作ってます!
まだ10日、されどたったの10日。
みなさんのご期待に添えるよう頑張ります!
日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高添