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OneNote 2016 で全角入力から半角入力にすると「遊ゴシック」に切り替わる

【お知らせ】
この記事は Office サポートチーム フォーラムへ移行しました。今後はフォーラムの記事をご覧ください。

 

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では新たに確認された、OneNote 2016 で既定のフォントを設定していても、全角入力から半角入力にすると「遊ゴシック」に切り替わる問題について説明します。

 

2017/10/18 Update

[対処方法] セクションに修正プログラム (クイック実行形式) の情報を追記しました。

 

2018/10/30 Update

[対処方法] セクションに修正プログラム (Windows インストーラー形式) の情報を追記しました。

 

 

現象

OneNote 2016 でオプションやグループポリシーで、既定のフォントを「MS Pゴシック」等に設定していても、

全角入力から半角入力にすると「遊ゴシック」に切り替わります。

 

 

再現手順

  1. OneNote 2016 を起動します。
  2. [ファイル] タブの [オプション] をクリックし、[基本設定] - [既定のフォント] - [フォント] のプルダウンを「MS Pゴシック」に設定して [OK] をクリックします。
    00
  3. ノートに全角で文字列を入力します。 ここでは例として「あ」と入力します。このときは、既定のフォントに設定した「MS Pゴシック」で入力されます。
    01
  4. [半角/全角] キーを押下して、半角で文字列を入力します。 ここでは例として「a」と入力します。

 

結果 :

手順 4 で入力した a が「游ゴシック」で入力されます。

以降は全角入力に切り替えても「游ゴシック」で入力されます。 02

 

補足 :

OneNote 2016 の既定のフォントは、Office 2016 管理用テンプレートを利用して、以下のポリシーで設定することもできます。

 

* Office 2016 の管理用テンプレート

Office 2016 Administrative Template files (ADMX/ADML) and Office Customization Tool
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49030

 

* 設定項目

 [Microsoft OneNote 2016]

  - [OneNote のオプション]

    - [編集]

      - [既定のフォント名]

 

 

!!2018/10/30 Update!!

対処方法

クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) のそれぞれについて説明します。

 

(1) クイック実行形式 (C2R)
========================================

バージョン 1709 (ビルド 8528.2139 クイック実行) で修正しました。

2017 年 10 月 17 日以降、更新プログラム チャネル「月次チャネル/Monthly Channel」でバージョン 1709 (ビルド 8528.2139 クイック実行)  を受信することができます。
[ファイル] – [アカウント] – [更新オプション] の [今すぐ更新] や ODT を利用して、バージョン 1709 (ビルド 8528.2139 クイック実行) 以上のバージョンに更新してください。

現時点では、「半期チャネル (対象指定)/Semi-Annual Channel (Targeted)」では 2018 年 3 月に、

「半期チャネル/Semi-Annual Channel」では 2018 年 7 月の配信を予定しています。

 

 

(2) Windows インストーラー形式 (MSI)
========================================

以下の更新プログラムで修正しました。

 

4022163 OneNote 2016 (KB4022163) の更新プログラムを 2018 年 6 月 5日

 

  

 

参考情報

クイック実行版と MSI 版との見分け方については、以下の記事を参照してください。

タイトル : クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) を見分ける方法
URL : https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/?p=725

 

更新プログラム チャネルについては、以下の記事を参照してください。

タイトル : Office 365 ProPlus 更新プログラムの管理に関する今後の変更の概要
URL : https://support.office.com/ja-jp/article/Office-365-ProPlus-%E6%9B%B4%E6%96%B0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%AE%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81-78B33779-9356-4CDF-9D2C-08350EF05CCA

 

ODT (Office 展開ツール) については、以下の記事を参照してください。

タイトル : 概要: Office 展開ツール
URL : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj219422.aspx

 

 

 

 

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