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ボリューム ライセンス版 Office Professional Plus 2016 をインストールしている環境上で特定のエラーイベントが出力される

こんにちは、Office サポート チームです。

本記事では、ボリューム ライセンス版 Office Professional Plus 2016 をインストールしている環境上で、特定のエラーイベントが出力される現象について案内します。

 

現象

ボリューム ライセンス版 Office 2016 アプリケーションをインストールし、MAK キーによるライセンス認証も完了している Windows Server 2012 R2 環境において、Application イベント ログに次のイベントが出力される動作が生じます。

 

ソース : Office 2016 Licensing Service
日付 :  xxxx/xx/xx x:xx:xx
イベント ID : 0
タスクのカテゴリ : なし
レベル : エラー
キーワード : クラシック
ユーザー : N/A
コンピューター : xxxxxxxxx
説明 : ソース "Office 2016 Licensing Service" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。このイベントを発生させるコンポーネントがローカル コンピューターにインストールされていないか、インストールが壊れています。ローカル コンピューターにコンポーネントをインストールするか、コンポーネントを修復してください。

イベントが別のコンピューターから発生している場合、イベントと共に表示情報を保存する必要があります。

イベントには次の情報が含まれています:
Subscription licensing service failed: -1073418220

 

このイベントログは Office 2016 を MAK キーで認証している環境で、Office 2016 のインストール時にタスク スケジューラに登録される「Office 15 Subscription Heartbeat」 のタスクが実行されると記録されます。

また、MAK ライセンス認証を、電話またはインターネット経由のいずれの方法で実施した場合も記録されます。

 

対策

このイベントログが出力された場合は、以下の手順で、ライセンスが認証済みであるかを確認してください。

ライセンス認証済みの構成になっていることが確認でき、Office 2016 アプリケーションの利用に影響がない状態であれば、無視して差し支えないイベントとし、現状の状態でご利用ください。

 

手順

  1. コマンド プロンプトを [管理者として実行] から起動します
  2. CD コマンドで、以下のディレクトリに移動します

 

・OS と Office のビットが異なる場合

>CD "C:\Program Files (x86)\Microsoft\Office16"

 

・OS と Office にビットが同じ場合

>CD "C:\Program Files\Microsoft\Office16"

 

  1. 現在のライセンス状態を確認するために、以下のコマンドを実行します

   >cscript ospp.vbs /dstatus

 

 実行結果に以下がある場合、ラインセンス認証は完了済みです。

 LICENSE STATUS: ---LICENSED---

 

 

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