Excel 2010 のビジネス インテリジェンス機能
Excel チームは、Excel 2010 のビジネス インテリジェンス領域に関して、多数の機能強化を実行しています。詳細については、Excel チームのブログで紹介しています。
Excel チームは、最初に、スライサーを追加しました。スライサーはビジュアル コントロールの一種であり、迅速かつ簡単に、データのフィルターを対話的に設定できます。スライサーを使用して、ピボットテーブル、ピボットグラフ、および CUBE 機能に接続し、対話型のダッシュボードを作成できます。
スライサーおよびピボットグラフを使用している対話型のダッシュボード パーツ
ピボットテーブルの機能が多数強化されています。たとえば、ピボットテーブル セルの値を変更する機能 (書き戻し) が追加され、名前付きセットにより柔軟性と機能性が強化されています。またその他の一連の機能強化も加えられています。
テーブルやピボットテーブルに対して新しい検索フィルターを使用できます。新しい検索フィルターを使用すると、大きなデータ セット内を素早く移動できます。
新しい検索フィルター
最後に、Excel チームと SQL チーム共同で、PowerPivotを作成しました。PowerPivot は、2 つのコンポーネント (Excel 2010 のアドインおよび SharePoint 2010 の一連の新機能) で構成されている、強力なデータ分析ツールです。
「ビジネス ユーザー向けに設計された PowerPivot […] はアプリケーション上で直接使用できる、Excel を愛用しているユーザー向けの比類のない計算機能です。使い慣れた Excel の機能を活用して、事実上どのようなソースからでも、膨大なデータを、ほんの数秒でユーザーにとって価値のある情報へと変換します。」
Excel 2010 の PowerPivot アドイン
スライサー、ピボットテーブルの機能強化、および PowerPivot に関する Excel チームのブログは次のとおりです。
スライサー
- Easy (and Even Fun!) Data Exploration: Introducing Excel 2010 Slicers (英語)
- Interacting with Slicers (英語)
- Dressing up your Slicers (英語)
テーブルおよびピボットテーブルの機能強化
- Excel 2010: New Search Filter (英語)
- PivotTable Named Sets in Excel 2010 (英語)
- Excel 2010 PivotTable What-If Analysis (Writeback)(英語)
- A Few More PivotTable Improvements in Excel 2010 (英語)
PowerPivot
- Introducing PowerPivot (英語)
- New PowerPivot Site (英語)
- Using PowerPivot with Excel 2010 (英語)
- PowerPivot for SharePoint 2010 – The Business User’s Perspective (英語)
Excel のその他の機能強化に関しては以下の投稿をご覧ください。
- Data Visualization Features in Excel 2010 (英語)
- Functions and Solver Improvements in Excel 2010 (英語)
- Excel Services 2010: Excel in the browser (英語)
原文の投稿日: 2010 年 1 月 28 日 (木曜日) 午前 8:00 投稿者: OffTeam
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、https://blogs.technet.com/office2010/archive/2010/01/28/business-intelligence-features-in-excel-2010.aspx をご覧ください。