Surface をビジネス用途で複数台運用している場合の USB 回復ドライブの作成について
こんにちは。Surface 法人向けサポート担当の岩松です。
Surface に搭載されている Windows 8.1 では、システムの動作が不安定になるなどのトラブルが発生した際の回復手段として、「リフレッシュ」と「リセット」の機能が用意されています。
初期状態で、これらの操作を実行するために必要な回復イメージは Surface の内蔵ドライブに保存されていますが、システムがそもそも起動不能になった場合は、代わりにUSB 回復ドライブを使用することが必要になります。
このため、Surface を購入後、まず、USB 回復ドライブを作成されることをおすすめします。
作成には、Surface 本体の回復領域から作成する方法と、公式サイトからダウンロードする方法の 2 つが利用可能です。詳細は、下記の公式ガイドをご参照ください。
ところで、Surface を複数台で運用されている法人のお客様の場合、回復ドライブの作成はどのようにすればよいのでしょうか?
この記事では、その点について、以下の公式ドキュメントから引用しつつ補足説明させていただきます。
(KB3016760)
1. すべての Surface について USB 回復ドライブを作成する必要はありません
USB 回復ドライブは、どのSurface から作成したものでも同様に使用できます。また、公式サイトからダウンロードしたものでも同じです。
したがって、Surface の数だけ USB 回復ドライブを作成する必要はありません。運用上必要な数をご用意ください。
If you have access to a same-model Surface device that has the recovery image available, you can follow the steps that are mentioned at the following Microsoft website to create a USB recovery drive: Create a USB recovery drive (https://www.microsoft.com/surface/en-us/support/storage-files-and-folders/create-a-recovery-drive) The drive can be used on any system. |
2. 回復イメージをダウンロードできない場合、本体から作成いただくか、サポートにご連絡ください
回復イメージをダウンロードする際、法人向けチャネルでご購入いただいた本体の場合は、エラーメッセージが表示され、ダウンロードできない場合があります。
When you try to download a Surface recovery image, you may receive the following error message: This enterprise device cannot be registered to a personal account. Enterprise customers with a premier account can visit Microsoft Premier Online non-premier customers should go to the Get Support page |
この場合、Surface 本体から作成する方法をご利用いただくか、お手数ですが、 Surface 法人向けサポートにご連絡ください。