教育界がこんなにもIT化していた!教育ITソリューションEXPO
こんにちは!
Microsoft Student Partner (MSP) 松原です。
2014年5月21日~23日に東京ビッグサイトで開催された教育ITソリューションEXPO(EDIX)へ行ってきました。
EDIX (エディックス)とは学校向けIT専門展です。
小・中・高校や、教育委員会、塾・予備校、専門学校、大学などの関係者が主な来場の対象となり、さまざまな業種の出展社が教育とITに関連するグッズを紹介されていました。
上記の対象者以外にもIT・通信や官公庁関係者の名札を付けている方も多くいた印象です。あちこちから注目されている分野ですね!
たくさんのオモシロ製品がありましたが全てご紹介できないので、『松原が独断で選ぶEDIX驚き製品ベスト3』をご紹介します!
3位 世界最高速のスキャナー
(株)プリマジェスト「Image Value 20」です。
なんと1分間に600枚もの紙がスキャンできるとのことです!!!
手書きの解答用紙を読み込み、特定の問題の解答だけを全ての用紙から取り出すことも可能とのこと。
学校や塾などで大活躍しそうなアイテムですね。
展示ブースではずっとスキャンを続けているとのことでしたが、私が立ち寄った夕方には朝から16万枚以上がスキャンされていました。
その前の日はEDIX開催時間中に20万枚を超えたそうです。
補充の方が大変そうに見えてしまうほど超高速スキャナでした。
2位 読解力を育むLEGO教材
LEGO Education 「StoryStarter」
レゴブロックを使って生徒の理解力を高め、創造力や言語能力を育てるためのツールです。
国語・英語・社会の教科で用いることが想定されており、教科書の内容を表現するものです。また、「StoryVisualizer ソフトフェア」を取り入れることで生徒のアイディアをタブレット等でまとめ上げ共有することができます。
LEGOと聞くとブロック、LEGOとITと聞いてもLEGOマインドストームを思い浮かべるしかできなかった私には衝撃でした。
小学校3-4年生からの利用が想定されていました。 また学校だけでなく、就活のグループディスカッションのツールに用いる企業もあるとのことです。
プレゼンテーション能力も鍛えられるStoryStarter。指先を使って何かを表現し、周りにシェアすることで、生徒の思考力が高まりそうですね!
1位 電子黒板
「そんなの前からあるじゃない」と思われるかもしれませんが、今回見たものはわが目を疑うものでした。
驚き機能:
-指でのストレスフリーな書き心地
-画像や映像の簡単な取り込み
-画面に書いた・配置したのモノの簡単な縮小及び移動
-各生徒の持つタブレットとのスムーズな連携
EDIXではあちこちの電子黒板ブースで模擬授業が開催されていました。
どのようにこの電子黒板が授業でどのように使われるのか、
どのようなコンテンツで授業を構成すべきか、
体験することでより活用方法を理解することがができました。
総合的に見ると、電子黒板やデジタル教科書がホットなトピックとして取り上げられているように感じました。
そしてノートPCよりもタブレットを利用する教材がたくさんあったことも印象的でした。
数年後、学校では私が想像している授業とは全く異なるスタイルが普及するかもしれない。
教師も教える技術だけでなく、今後はITリテラシーが問われてくる。
と、考えさせられました。
学校の先生たちがより取り扱いやすく、負担が増えることのないIT教育革命がおこることが楽しみになりました!
Comments
- Anonymous
May 27, 2014
拝見しました。すばらしい技術ですね。国土利用の密度が低下するなか、辺地への教育サービスの提供でも、大きな力を発揮するような気がします。