【Azure for ITPro, IDM】(予告)3月11日「AppFabric ACS V2 で構築するSSO」の内容
3月11日に品川オフィスで開催する TechFielders セミナーでは、2011年上半期にリリースが予定されている AppFabirc Access Control Service V2 を使用したシングルサインオンシステムの構築方法について、その手順とアーキテクチャを3時間みっちり解説します。
Events : [Tech Fielders セミナー 東京] Windows Azure AppFabric ACS で構築するシングルサインオンシステム [CoreIO]
対象はインフラを担当されているシステムエンジニア(IT Pro)の皆さんですが、開発者の方が参加されても十分面白いと思います。この機会に是非ともご参加ください。
資料はまだ作成中なのですが、当日の予告をいたします。
- マイクロソフトのハイブリッドクラウドシナリオ(5分 程度)
マイクロソフトがこれから提供しようとしているハイブリッドクラウドシナリオについて簡単に解説します。 - クレームベースのアクセス管理 概説(15 分 程度)
クレームベースのアクセス管理について、初めての方のために、まずはここから始めます。ここを知らないと、この先がさっぱりわからなくなります。ですので、既に「知ってる」という方は遅刻してください(笑)。 - Windos Azure AppFabric Access Control Service 概説(20 分程度)
Windows Azure AppFabric Access Control Service(ACS) の全体像について解説します。- 現在提供されている V1 のアーキテクチャとその用途について
- 2011年上期にリリース予定の V2 のアーキテクチャとその用途について
- Windows Azure AppFabric ACS V2 を使用したシングルサインオンシステムの構築
現在提供されている ACS V2 のテスト環境を使用し、AppFabric ACS V2 を使用したシングルサインオンシステムを一から構築します。随時、手順の意味やアーキテクチャについて技術解説を入れていきます。- アプリケーションの作成とWindows Azure への展開(30分程度)
...といってもIT Pro 向けなのでできる限りコーディングしないで体験できる手順で作成します。ここでは一部Visual Studioを使用しますが、怖くありません。展開が完了するまでには時間がかかるので、ここで休憩をはさむ予定です。 - AppFabric ACS の環境設定とアプリケーションの登録(15分程度)
作成したアプリケーションをAppAFabric ACS V2 に登録します - Identity Provider の設定①- AD FS 2.0 編(45分程度)
まずはもっとも実装頻度の高いと思われるオンプレミスの Active Directory との連携から始めます。AppFabirc ACS V2 と AD FS 2.0 を連携させて SSO を構築します。ここでは、AppFabric ACS V2 のクレームルールについても詳しく解説したいと思います。コレが終わったらいったん休憩かな...。 - Identity Provider の設定②- Google 編(15 分程度)
AD FS 2.0 との連携を踏まえ、今度は AppFabric ACS V2 と Google のアカウントを連携させて SSO を構築します。ついでに Yahoo!(yahoo.comです)との連携についても触れるかもしれません。 - Identity Provider の設定③- Facebook 編(30 分程度)
Facebook を Identity Provider とするときの Facebook側の設定、および AppFabric ACS V2 側の設定手順について解説します。
- アプリケーションの作成とWindows Azure への展開(30分程度)
- まとめ(5分程度)
※ あれ?180分になっている....こりゃ休憩なしか??ま、なんとかなるかな...。
Windows Azure の実環境を使用しますので、インターネット環境に接続可能なモバイルPCをお持ちの方は、その場でアプリケーションにアクセスしていただくことが可能です(ごめんなさい、残念ながら Wifi はありませんです...)。
Windows Azure の基本的なお話は、今回はいたしませんのでご了承くださいませ。
当日お会いできるのを楽しみにしております。