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VS 2010 と VS LightSwitch 2011 を同じ環境にインストールする場合、VS 2010 SP1 の適用が必要 (警告メッセージの誤り)

こんにちは。Visual Studio サポート チームのネギシです。

Visual Studio 2010 がインストールされている環境に、Visual Studio LightSwitch 2011 (以下、LightSwitch 2011) をインストールし、使用する場合、事前に Visual Studio 2010 SP1 をインストールする必要があります。

LightSwitch 2011には Visual Studio 2010 SP1レベルの複数の共有コンポーネントを含まれているため、Visual Studio 2010と同一環境に共存する場合には、Visual Studio 2010がインストールする共有コンポーネントとのバージョンを一致させる必要があります。

SP1が適用されていないVisual Studio 2010 がインストールされている環境に LightSwitch 2011をインストールしようとすると、以下の警告が表示されます。

 

VSLS_error

 

ところが、この警告メッセージ、実は誤っており、正しくは以下となります。

 

(誤) 最初に Visual Studio 2010 Service Pack 1 をアンインストールしてください。

(正) 最初に Visual Studio 2010 Service Pack 1 をインストールしてください。

 

※Visual Studio 2010 SP1 が必要な点、警告メッセージの文言が誤っている点についてはVisual Studio LightSwitch 2011 リリースノートに以下の記載があります。

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2.1.1 ユーザーにVisual Studio Service Pack 1 のアンインストールを要求する警告メッセージの誤訳

2.1.2 Visual Studio 2010 ユーザーは、Visual Studio LightSwitch 2011 をインストールする前に、Visual Studio 2010 SP1 をインストールする必要があります。

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Visual Studio 2010 SP1 は以下のサイトよりダウンロード可能です。

Microsoft Visual Studio 2010 Service Pack 1 (インストーラー)

Visual Studio 2010 のインストールと LightSwitch 2011のインストール順序は、どちらが先でも問題ありませんが、共存する場合には、Visual Studio 2010 に必ず SP1 を適用してください。

また、先に Visual Studio LightSwitch 2011 をインストールし、同じ環境に Visual Studio 2010 をインストールして起動すると、以下のダイアログが表示されます。
VBExp

上記のダイアログを閉じた上で、上述の Visual Studio 2010 SP1 をインストールすることで、Visual Studio 2010 が利用できます。