Visual Studio 2012 で Windows XP をターゲットとする Visual C++ アプリケーションを作成する方法
Visual Studio 2012 Update2 の更新により、Windows XP、Windows 2003 もターゲットに含めた Visual C++ アプリケーションを作成することが可能です。
Update 1 適用前の Visual Studio 2012 では、Windows Vista / Windows 2008 以降の OS のみをターゲットとします。
Windows XP(Windows 2003)をターゲットとするための手順を、以下にご案内します。
1. Visual Studio 2012 Update 4 の入手
Visual Studio 2012 Update 4
https://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads#d-visual-studio-2012-update
上記ページにて「今すぐインストール」をクリックし、[実行] を選択します。
※Visual Studio 2012がすでにインストールされていることが、前提条件となります。
2. Windows XP(Windows 2003)用の開発環境への変更方法
1) Update 2 のインストールが完了したら、Visual Studio 2012 を起動し、XP をターゲットに開発する VC++ のプロジェクトファイルを開きます。
2) プロジェクトの [プロパティ] - [構成プロパティ] - [全般] を選択し、プラットフォーム ツールセットに「Visual Studio 2012 - Windows XP (v110_xp)」を選択します。
v110_xp ツールセットでビルドされた実行ファイルは Windows XP 上で動作するほか、Windows Vista、Windows 7、Window 8 上でも動作します。
補足:
2014 年 4 月 9 日 (日本時間) をもちまして、Windows XP のサポートが終了いたします。
サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムなどの重要なサービスが提供されなくなりますため、その点をご留意の上、上記をご活用ください。
サポートの終了とその影響について
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/xp_eos.aspx
Visual Studio サポート チーム