Windows Server 2012 Essentials で提供される機能は取捨選択できますか?
Windows Server 2012 Essentials は小規模企業様向けの IT インフラストラクチャ サーバーとして開発されました。小規模企業におけるサーバーの導入及び運用を容易にしコストを低減するために以下の機能を予め組み込んでおり、 管理に費やす時間を最小限に抑えるため Windows Server 2012 Essentials ダッシュボードでから管理することができます。そのため、小規模な組織や企業様にとっては必要な IT インフラストラクチャ一式を一度にセットアップできる Windows Server 2012 Essentials のご利用をご検討いただいております。
- Active Directory によるユーザーやコンピューターの管理
- 証明機関サーバーを利用した公開鍵基盤
- サーバーやクライアント コンピューターのバックアップ
- リモートからのインターネットを介した接続
- Microsoft Office 365 または Exchange Server との統合
これらの仕組みを実現するために Windows Server 2012 Essentials をインストールすると以下の機能や役割がインストールされます。
- 役割
- Active Directory ドメイン サービス (ドメイン コントローラー)
- Active Directory 証明書サービス
- DNS サーバー
- Web サーバー (IIS)
- ネットワーク ポリシーとアクセス サービス
- ファイル サービスおよび記憶域サービス
- リモート デスクトップ サービス
- 機能
- .NET Framework 4.5 Features
- HTTP プロキシを経由した RPC
- Media Foundation
- Windows PowerShell
- Windows Server バックアップ
- Windows プロセス アクティブ化サービス
- WoW64 サポート
- インクと手書きサービス
- グループ ポリシーの管理
- ユーザー インターフェイスとインフラストラクチャ
- リモート サーバー管理ツール
これらの役割や機能は Windows Server 2012 Essentials を構成する上で必要な役割・機能となります。そのため、個別にアンインストールすることは出来ませんのでご注意ください。また小規模な組織向けのエディションとなりますので、サポート可能なユーザーは 25、デバイスは 50 に制限されております。
参考情報
- Windows Server 2012 Essentials
https://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/windows-server-essentials/default.aspx - Windows Server 2012 Essentials
https://technet.microsoft.com/ja-jp/sbs/jj159331.aspx
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