Storage Explorer で Azure Data Lake Store をサポート - パブリック プレビュー
執筆者: Jenny Jiang (Principal Program Manager, Big Data Team)
このポストは、2018 年 2 月 12 日に投稿された Microsoft Azure Data Lake Storage in Storage Explorer – public preview の翻訳です。
Azure Data Lake Store リソースを管理する高機能 GUI への多くのご要望にお応えして、このたび、パブリック プレビュー版として Azure Storage Explorer (ASE) で Azure Data Lake Store (ADLS) をサポートしました。これにより、ASE で ADLS リソースの自由な操作、フォルダーやファイルのアップロードとダウンロード、フォルダー間または ADLS アカウント間でのファイルのコピーと貼り付け、フォルダーやファイルに対する CRUD 操作などが可能になります。ASE には現在、フォルダーおよびファイルのドラッグ、アップロード、ダウンロード、移動などの従来のデスクトップ エクスプローラー GUI 機能に加え、ファイル プロパティの表示、フォルダーの統計情報の確認、クイック アクセスの追加などの統合開発機能が備わっています。今回の機能拡張により、Azure の BLOB、テーブル、ファイル、キュー、Cosmos DB 向けの既存エクスペリエンスのほかに ADLS リソースも参照できるようになります。
お客様の主なメリット
- ADLS などのさまざまな Azure Storage リソース管理機能がすべて揃う
- Azure AD Authentication 経由の直接接続が可能
- ファイルやフォルダーのアップロードやダウンロードなど、従来のエクスプローラーでのファイル移動エクスペリエンスを大幅に拡張可能
- 安定したパフォーマンスでファイル アクセスやデータ管理が快適に
主な機能概要
- ADL ハイパーリンクのサポート: ワンクリックで ADL ハイパーリンクをコピーして開ける
- ローカルおよびアタッチ済みリソース: アクセス制御リスト (ACL) で他のユーザーが共有した ADLS リソースを参照できる
- リソース アクセス: サブスクリプション内の ADLS アカウント間で ADLS のファイルやフォルダーを閲覧できる
- ファイルやフォルダーの CRUD 操作: フォルダーや複数ファイルに対する反復操作が可能
- デスクトップのエクスプローラー エクスペリエンス: ドラッグ アンド ドロップ、クイック アクセスへのフォルダー追加、最近表示した場所などをサポート
- アクティビティ ログ: 画面右下のウィンドウに表示されるログ情報でアクティビティのステータスを確認できる
- リソースのプロパティ: フォルダーの統計情報やファイルのプロパティを表示できる
利用を開始する
Azure Storage Explorer のインストール: [Windows]、[Mac]、[Linux]
ASE で Cosmos DB を利用する場合には、以下をご参照ください。
- Azure Storage Explorer について: Storage Explorer の概要
- ユーザー マニュアル: Storage Explorer で Azure Data Lake Store を管理する (英語)
- Azure Data Lake Store について: Azure Data Lake Store の概要
- デモ ビデオ: https://youtu.be/tq8yEwRCi5I (英語)
今回の発表内容の最新情報については、Azure ブログ (英語) でご確認ください。Azure の更新情報のページ (英語) でも詳細をご確認いただけます。
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