最大サイズの Azure ディスクのプレビューを発表
執筆者: Yuemin Lu (Program Manager, Azure Storage)
このポストは、5 月 30 日に投稿された Announcing the preview of Azure’s Largest Disk sizes の翻訳です。
マイクロソフトは先日の Build カンファレンスで、Azure に最大 4 TB の容量を持つ新しいディスク サイズを追加することを発表しました。この新しいディスク サイズは、最大 250 MBps のストレージ スループット、7,500 IOPS の入出力に対応しています。この発表の詳細については、Build セッションのビデオ (英語) をご確認ください。
今回追加された新しいディスク サイズは、Managed/Unmanaged Premium Disks の P40 (2 TB) と P50 (4 TB)、および Standard Managed Disks の S40 (2 TB) と S50 (4 TB) の 2 種類です。Standard Unmanaged Disks については、最大で 4,095 GB のディスクを作成できます。これらのサイズは、現時点では米国中西部リージョンで ARM から Azure Powershell や CLI を使用する場合にのみ利用できます。提供範囲は今後数か月かけて徐々に拡大され、世界各地の多くのリージョンで Azure ポータルから利用できるようになる予定です。これに併せて Azure ツールも刷新され、1 TB を超える容量の VHD をアップロードできるようになります。
新しいディスク サイズの詳細
この新しいディスク サイズの詳細を以下の表にまとめています。
P40 | P50 | S40 | S50 | |
ディスク サイズ | 2,048 GB | 4,095 GB | 2,048 GB | 4,095 GB |
ディスクの入出力速度 | 7,500 IOPS | 7,500 IOPS | 最大 500 IOPS | 最大 500 IOPS |
ディスクの帯域幅 | 250 MBps | 250 MBps | 最大 60 MBps | 最大 60 MBps |