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Recovery Services コンテナーの情報が ”見つかりません” と表示される

こんにちは。Azure サポート チームの世古です。
最近、リソース グループ名に、括弧やダブルバイト文字 (日本語など) を入力して、リソース グループを作成したことにより、Recovery Services コンテナーを使用したポータル操作やバックアップ・リストアが出来なくなるお問い合わせを頂戴することがあります。
その為、本日は、リソース グループの命名規則と命名規則に則っていない場合の影響についてご案内いたします。

リソースグループ命名規則


現在、リソースグループの名前に指定できる文字は、以下の通りですので、その他の文字を入力しないでください。

  • 英数字
  • _ (アンダースコア)
  • - (ハイフン)

許可されていない文字を使用し、リソースグループの名前を付けた場合の影響


現時点で分かっている事象としては、以下の通りです。

  • コンテナーのリソース グループ名が日本語の場合
    Recovery Services コンテナーの操作 (バックアップの実行やポリシーの作成) が出来ない
    pic1
  • VM のリソース グループ名が日本語の場合
    バックアップやリカバリーを実施してもトリガーされたジョブが ”復元をトリガーできませんでした” で失敗する。

対処策


命名規則に則ったリソース グループにリソースを移動し、許可されていない文字を使用したリソースグループの利用を中止してください。

- VM のリソース グループの変更方法について
1.Azure ポータルを起動します。
2.左の一覧より [リソース グループ] を選択します。
3.対象のリソース グループを選択します。
4.[概要] をクリックします。
5.画面上部の [移動] をクリックします。
6.画面に従い対象のリソースすべてを命名規則に沿った表記のリソース グループに移動します。

- Recovery Services コンテナーのリソース グループの変更について
残念ながら Recovery Services コンテナーについてはリソース グループの変更を行うことが出来ません。その為、現在のコンテナーから VM の登録を解除し、新規に作成した Recovery Services コンテナーに登録下さいますようお願いいたします。

- 参考情報
以下資料にて、その他のリソースも含めた命名規則がまとめられています。

 

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。